大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

選挙で気になった柏市の放射能汚染

少し古くなるが、柏市議会議員選挙で市民ネットの清水友美子が惜しくも次々点で落選。
がっくりきたが、投票率も37・62%、過去最低という事態に愕然となった。
あれほど柏市がホットスポットとして、連日新聞や週刊誌で騒がれたのに、有権者の6割以上が投票しなかったのである。

また、ある新聞記者によると、今回の選挙では「脱原発」という主張があまり当落に関係しなかったとか。
当選した顔ぶれを見て、ふむふむと半分納得。
新聞報道によれば、「放射能で騒いでいるのは若い母親だけ。票には関係しない」などとうそぶき、市民団体の原発アンケートにも答えない不逞のヤカラもいたそうだ。
たぶん、こいつは当選した、残念ながら…

しかし、しかし、福島よりも汚染がひどいスポットもあるといわれる柏市ですぞ。

週刊現代では腰を抜かすような記事が出た。
千葉県柏市の土壌を採取し、専門機関にて検査を依頼したところ、土1Kgあたりセシウム134が2万3663ベクレル、セシウム137が2万8884ベクレルという驚きの結果が出たというのだ。
合計5万2547ベクレルもの放射線量が検出されたのである。

福島市の土壌より高い線量・5万ベクレル。
チェルノブイリでの救援活動を続けている元四日市大学環境情報学部講師の河田昌東(まさはる)は、こう言う。

「私たちは福島原発から30kmほどの南相馬市で土壌の放射線量の測定を行っていますが、この柏市の土壌の汚染はそれとほぼ同じレベルですね。かなり深刻な数字で、チェルノブイリなら強制避難区域になるほどの数値です。現在、われわれはチェルノブイリ原発から70kmほど離れた場所で汚染土壌の浄化作業を行っているのですが、そこの汚染度は土1kgあたり2000ベクレル。柏市から出た5万ベクレルよりずっと低い。それでも、その地域は放射線管理区域に指定されています」

1kgあたり5万ベクレルという値を被曝線量をあらわすシーベルトに換算すると、毎時約10マイクロシーベルト!
仮にこの土壌の上で生活すれば、それだけで年間で88ミリシーベルトを被曝することになる。

全く背筋にアイスノンを20個入れたほどぞっとする話ではないか。
たぶん、週刊現代が指摘する地域を、私も選挙カーで走ったと思うが、普通に子どもたちが遊んでいた。

この記事が出たあと、柏市が何らかの対策をとったという話は聞かない。

しかし、柏市のHPを見ると、全般的に佐倉市よりも努力している。
たとえば、学校関係。
◆児童・生徒等の生活実態に即した年間被ばく量を算定するため、電子式個人積算線量計(一定の環境・期間に被ばくした放射線量を積算して測定するもの)の導入を8月以降を目途に準備を進めます。
◆各学校・保育園等において、相対的に空間放射線量の高い区画の把握を行います。これにより毎時1マイクロシーベルトを超えた地点(又は、周辺に比較し線量の高い地点)は、順次、清掃(草刈り、土砂の撤去、水洗い等)を行っていきます。

個人でせっせと住宅の周りの除染を行っている市民も大勢いる。
ちなみに、柏市のYさんからのメールでは、側溝の土を取り除いたところ、
2.85μシーベルトあったのが、0.32μシーベルトに激減したそうだ。9分の1以下!

気になるのはこの汚染土の行方。
柏市が回収してくれるのだそうだが、なんと、その後は野田市に運ばれるという。
その先は不明。

いったん大気中に放出された「死の灰」は、土に降り積もり、こうしてぐるぐる回っていく。
トランプのババ抜きのように、「死のジョーカー」は消えることなく、人から人へと渡り、「死」を広めていくのだ。









  1. 2011/08/10(水) 02:20:47|
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