大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

悪臭ふんぷん、佐倉市の再生土と、アメリカより来る人と・・・

11月4日(土)記
昨日の国会前は4万人の参加者で、大いに盛り上がった。
沖縄からもエイサー隊が・・・
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こんな人ゴミでも、すぐ目につくのがふなばしネットの旗!
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ヨシザワ・麻生コンビが立ててくれていたおかげで、野田ネットの
小室さんと一緒に集合できた。

閑話休題
今日は、ひさかたぶりの佐倉ネタ。

佐倉市の南のほうに神門(ごうど)という古い地区がある。
以前は緑豊かな田園地帯だったが、今は耕作放棄地が増え、
そこに押し寄せてくるのが、
再生土

【再生土とは?】
もとは、産業廃棄物であるドロドロの建設汚泥。
下水道工事やトンネル工事では、土をドロドロに溶かしながら掘削する。
大量に発生する汚泥の処分に手を焼いた国交省は、
石灰やセメントなど、固化剤を入れて固めて使うよう、全国にオフレを出した。
道路の基盤材や、造成地の埋め立てに使われる。
なので、この土は、再生土(あるいは改良土)と呼ばれ、
産業廃棄物ではなく、資材となる!

つまり、再生土は、産業廃棄物を取り締まる法律にはひっかからない。
自然の土を取り締まる残土条例にもひっかからない。

どこにも引っかからないで、使えるのだ!

というわけで、近年はこの再生土を使った埋め立てが、わが印旛地域で
ひんぱんに行われるようになった。
その結果、野放し状態の埋め立てが増え、石灰を大量に含むものだから
草木が枯れたり、異常なにおいが発生したり、トラブル続出。

そこで、四街道市をはじめ、残土条例に「再生土埋め立て」の規制を盛り込む
自治体が次々と出た。
これが、その状況である。
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赤い丸が神門地区。

佐倉市の周りの自治体は、ほとんど「再生土持ち込み禁止」。
当然、業者は佐倉市になだれ込んでくることになる。

そこで、佐倉市では昨年から、とてつもない環境汚染が発生した!

昨年暮れに、市民から通報を受け、今年1月に現場に行くと
こんな状況。(矢印が人)
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その後、このようにきれいに成形され・・・
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現在は、中古トラックの置き場となっている。
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面積は16,000㎡、土の量は48,000㎥。

これだけなら NO PROBLEM だったが、問題はキョーレツな悪臭!
屎尿臭とどぶの臭いと、化学臭がミックスされた臭い・・・
鼻が曲がるどころか、息もできないほどで、目もクラクラ、クラクラさくら状態だ。

埋め立て地の上流からは、黒っぽい汚水がしみだし、流れ出し、側溝にたまる。
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側溝には濃紺の水が・・・
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隣接する空き地は、ドロドロで、歩くのもはばかれる。
この写真は8月末、残土産廃の専門家藤原寿和さんに同行してもらった
ときのもの。↓
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藤原さんはこれまで、全国の産廃・残土の現場を幾多も見てきた方。
その藤原さんが、「こんなひどい現場は見たことない!」と、悲しいお墨付き。
再生土そのものも、どこで処理されたか、どういうルートで持ち込まれたか、
届け出の書類を、額面どおりには到底受け取るわけにはいかない。

すぐ上部には民家が何軒もあり、住民の方たちは窓をあけることも、
洗濯物を干すこともできない状況が続いている。

9月議会では周辺住民の方から、環境改善を望む請願も出された。
私は、6月議会に引き続き、この問題を詳細に質問。
悪臭の原因は再生土そのものにあるのではないか、
再生土という肩書で、実質は産廃ではないか、と追求したが、
佐倉市の見解は、もともと現地は田んぼだったので、そのときの有機物が
腐敗して埋もれていたところ、再生土の埋め立て事業が始まり、掘り返されて
悪臭が表面化したというもの。

その後、「それら有機物が、再生土に含まれていたカルシウムイオンなどと反応し、
アンモニアなどのガスが発生した」との見解も出された。

質問した翌週には市長が現地視察し、
至急、環境の改善を命じるなどスピーディーに対応。
佐倉市の残土条例には
再生土は原則、全面禁止 
という条項が入ることになった!

しかし、住民が一番困っている悪臭の問題は依然として残っている。
工場や作業所ではない埋立地の悪臭を取り締まる法律は無い。

私は、佐倉市の環境保全条例の中に
悪臭を発生し、排出し、又は飛散する場所の周辺の人々の多数が
著しく不快に感ずると認められない程度に規制する

という一文を見つけ出し、これで規制できないかと質問。

これが功を奏し、どうやらこのくだりが、新条例に盛り込まれる見込みだ。

市は、悪臭を抑える方法として、発生源の汚水を下水管に流し込む工事を
予定している。

しかし、こんな規模の埋め立ては、市ではなく千葉県の管轄だ。
相変わらず腰の重い千葉県は、「こりゃあ、再生土ではなく産廃ではないか?!」と
疑う佐倉市に対し、外見だけで「再生土に見えるから、これは再生土」と判断するアホらしさ。
土壌検査をするというので、ボーリング調査を期待したが、
ユンボで1メートルほど掘っただけ。
底深くなんかが埋もれていても、分かるわけはないなぁ~と、半ば諦めていた。

と、ここまでが10月までの状況だったが、
10月末に事態が急変!

なんと、県の土壌調査で、基準値以上のフッ素が出たので、
産廃と認定し、
全量撤去させる
というではないか。

やったー!
と一時は喜んだ。
だが、お立会い、
これまで県が「全量撤去」を命じても、「はい、そうですか」と素直に応じる業者は皆無。
これから、県と業者のイタチゴッコが始まる。
最悪の場合は、業者のトンズラ。
そうなると、県の代執行となる。
つまり、私たちの税金で撤去するのだ。

そうならないように願いつつ、
話は再び冒頭の国会前行動に移る。

この日の帰り道、日比谷公園の入り口にはこんな看板が!
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さらに、京成日暮里の駅のゴミ箱には!
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なんだかなぁ~
規制する方向が違うだろーー!
しかも、トランプさんはアベ氏とのゴルフを楽しみに来日するとか。
そうだ、再生土でできたゴルフ場でやればいかがでしょうか。
「戦争した~い」というきな臭い悪臭に、とってもお似合いではないか。

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  1. 2017/11/04(土) 12:19:41|
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