大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

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組体操と道徳 木村草太さんの話が面白い!

5月8日(月)記

5月3日、柏市での「憲法集会」で、木村草太さんの講演を聞いた。
kimurasouta.jpg

木村さん、まるで落語家のような語り口で、
めちゃめちゃ、面白かった。

改憲問題では次のようにバッサリ。

9条に自衛隊を位置づけるとすれば、自衛隊が何をするのか
憲法に明記しなければならないが、「集団的自衛権を行使する」とは
書きにくい。(国民投票で否決される恐れがある)

かといって、「個別的自衛権を行使する」とも書けない。
なぜなら、そんなことを書けば、集団的自衛権を認めた安保関連法が違憲だと
言うことになるからだ。

「どちらに転んでも、自衛隊を9条に書き込むことはできないだろう」と
木村さん、おっしゃっていたが、その二日後、例の安倍首相のビデオメッセージがでた。

アベ氏、あっさりと木村さんの予想を覆す!

アベ氏にとっては、論理矛盾だの、論理破たんだの、
そんなことはどうでもいいのだ。
理屈が通る人じゃないものね。
こんな人が総理大臣に居座っている日本って、心底恐ろしい!

で、本題。
木村さんの話の中で、一番おもしろかったのが道徳と組体操
広島県の小学校5,6年生用の道徳の教科書が、
10段組みの組体操の練習を取り上げている。
以下、「現代ビジネス」の木村さんの記事より)

その主人公、つよし君は、組体操に熱心に取り組む小学校6年生だった。
そんな彼が、人間ピラミッドの練習中に事故にあう。

今日は運動会の前日。最後の練習だ。笛の合図でだんだんとピラミッドができあがっていく。
二段目、三段目。とうとうぼくの番だ。手と足をいつもの場所に置き(さあ決めてやる)と
思ったしゅん間、ぼくの体は安定を失い、床に転げ落ちていた。
かたに痛みが走る。

ぼくはそのまま病院に運ばれた。骨折だった。
ぼくは、目の前がまっ暗になったようで何も考えられなかった。

事故の原因は、わたる君がバランスを崩したことだった。
わたる君はごめんと謝るが、つよし君は許すことが出来ない。
そんなつよし君に、お母さんが次のように語る。

「一番つらい思いをしているのは、つよしじゃなくてわたるくんだと思うよ。
母さんだって、つよしがあんなにはりきっていたのを知っているから、
運動会に出られないのはくやしいし、残念でたまらない。
でも、つよしが他の人にけがさせていた方だったらもっとつらい。
つよしがわたるくんを許せるのなら、体育祭に出るよりも、もっといい勉強をしたと思うよ」

つよし君の心に、「今一番つらいのはわたるくん」という言葉が強く残る。
そして、「その夜、ぼくは、わたる君に電話しようと受話器をとった」という一文で
この教材は終わる。

読者の皆さんは、この教材を見てどう思うだろうか。
シッカリトシタ学校教育を受けたリョウシキアル方々は、
「人の失敗を許すのは大切だ。これを機にクラスの団結力を高めよう」と
思うのかもしれない。

実際、この教材の解説にも、
「相手を思いやる気持ちを持って、運動会の組体操を成功に導こう」という
道徳目標が示されている。
教材の実践報告にも、「この実践後の組体操の練習もさらに真剣に取り組み、
練習中の雰囲気もとてもよいものになった」と誇らしげな記述がある。
そこには、骨折という事故の重大さは、まるで語られていない。


木村さんは次のように例えて解説した。

「10段組みって、高さ7メートルですよ。
もし、とび職の人が、7メートルの高さで、命綱も手すりもない、
しかも足場がぐらぐら不安定な現場で、さあ、仕事をして下さいって言われて
引き受けますか?」

さらに、

「一番下の子も大変ですよ。
10段組みだと、一番下にかかる荷重は200キロ!
さあ、あなたの肩の上で、横綱紀勢の里が土俵入りします、
というのとオンナジですよ!」

20170205-OHT1I50087-T.jpg

こりゃあ、大変だ・・・

木村さんは
「まず電話する相手が違う。
相手は学校でしょう。安全配慮義務に違反しているのだから」

本当にそうだ。
子どもが一人バランスを崩しただけで、大けがをするような競技を
させること自体が間違っている。
こんなことがまかり通る「学校」とはなんなのだ。

法律的におかしなことを、「美談」「心のもちよう」として教える道徳。
戦前は、「お国に滅私奉公せよ。」「全体の和を乱してはならない」などと、
「修身(今の道徳)」で教えていた。
例の「教育勅語」を具体的に実践させていたのが「修身」である。

その伝統が、今の「道徳」にも受け継がれているのではないか。

「教育勅語」を認めるような安倍政権の最近の言動には、背筋がぞっとする。
すでに、子どもたちは、骨折しても文句も言わず、
「責任は学校ではなく、僕たちにある。無理な注文でも逆らわずに
こなしていかなくちゃ、いけないのだ!」などと、
けなげに、いじらしく、がんばっちゃっているのかもしれない。

しかし、そもそも、息をするようにウソをつき、
人の質問にまともに答えずはぐらかし、
北朝鮮のミサイルがくるぞと国民を脅かしながら自分はゴルフ三昧。

こんな人間に道徳をおしつけられてたまるか!!!

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
同じく、あんな○○に道徳を押しつけられてたまるか!と思われる方は、
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  1. 2017/05/08(月) 20:37:19|
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