大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

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アベ大将軍の本丸攻め

5月7日(日)記

あーっ、びっくりした。
外堀から埋めるのかと思ったら、なんと、いきなり本丸攻めである。

NHKの大河ドラマのことではありませぬ。

アベ首相の5月3日のビデオメッセージである。
場所は、日本会議が主導する「美しい日本の憲法をつくる国民の会」などが
主催した改憲集会。

ここでアベ氏、「改憲は9条で」と明言した。
これまでは、「緊急事態条項」や「環境権」など、「外堀」から手を
付けるのではないか、と思われていただけに意外や意外、胃がイたい。

しかし、このアベ氏のメッセージ、突っ込みどころ満載なのだ。

まず、冒頭の「本丸」の部分だが、彼はこうのたまっている。

例えば、憲法9条です。
今日、災害救助を含め、命懸けで24時間、365日、領土、領海、領空、
日本人の命を守り抜く、その任務を果たしている自衛隊の姿に対して、
国民の信頼は9割を超えています。
しかし、多くの憲法学者や政党の中には、自衛隊を違憲とする議論が、
今なお存在しています。
「自衛隊は違憲かもしれないけれども、何かあれば、命を張って守ってくれ」
というのは、あまりにも無責任です。
私は少なくとも、私たちの世代のうちに、自衛隊の存在を憲法上にしっかりと
位置づけ、「自衛隊が違憲かもしれない」などの議論が生まれる余地を
なくすべきである、と考えます。
もちろん、9条の平和主義の理念については、未来に向けて、しっかりと
堅持していかなければなりません。
そこで「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」という考え方、
これは国民的な議論に値するのだろうと思います。


【突っ込み】
①国民の9割以上が自衛隊を信頼している、というのは
2015年の世論調査によるもの。
5221a.gif

世論調査は 良い印象を持っているか、どうか という設問で
信頼しているか とは聞いていない。
この二者には大きな隔たりがある。

「あの人って、いい感じね」というのと
「あの人を、私は信頼しています」というのが
月とすっぽんくらい違うようなものである。
こういうのを印象操作というのだ。

②国民が自衛隊に良い印象を持っているのは、ほとんどが
災害救助の活動に対してだ。
その証拠に、好印象度がはじめて90%を超えたのは
東日本大震災の翌年。
ここは、さすがに安倍氏自身も分かっているからこそ、
災害救助も含め命懸けで などと、災害救助以外はわざとぼかしている。
こういうのを情報操作という。

③これが一番の問題点だが、自衛隊というのはそもそも
自衛であり、自国が侵害されたときに国民を守る、という意味である。

ところがアベ首相は、アメリカがよその国とドンパチ始めたら、
日本もすぐさま駆けつけて、アメリカを助けるという
集団的自衛権を、国民の反対を無視して、強行成立させている。

こんなアベ氏が考える自衛隊というのは、
アメリカを守る用心棒のような他衛隊である。

そもそも、これまでも自衛隊が合憲だとする考え方は、
憲法13条(個人の尊重と幸福追求県)を拠りどころとして、
「我が国に対する外国の武力攻撃が発生した場合にやむを得ず、
必要最小限の武力を行使する」という
限定的な個別的自衛権の行使だけが認められており、
その任務を担うのが自衛隊であるというものだ。

だから、集団的自衛権は違憲であり、
安保関連法は違憲なのである。

アベ氏の狙いはなんだろうか?

木村草太さんは、
「憲法9条に自衛隊を位置づけると、集団的自衛権が違法だと
いうことになってしまうから、アベ首相はそうしないだろう」と
5月3日に柏市で言っていたが・・・

もはや、アベ氏の頭の中では、矛盾とか、違法とかを乗り越えて、
何がなんでも、2020年のオリンピックまでに9条を変えなければ!!!
という怨念が渦巻いているとしか思えない。

個人的な怨念に国民が巻き込まれてエライ目にあうなど、
まっぴらごめんだ。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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  1. 2017/05/07(日) 17:07:41|
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