大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

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上原(元国立市長)さんがマンション訴訟に負けた。小池都知事も危ないよ!

12月20日(火)記

先週土曜日から咳がひどく、これは風邪をひいたなと
思っていたら、そのうち熱は出るは、全身の関節は痛いわ。
それでも食欲はあり、頭痛もなし。 (#^.^#)

日曜日には、翌日の議会最終日の討論原稿を、
「偽装請負をやって、なんやかんや言い訳するんでねぇよ~」
という怒りにまかせ、あっちを斬り、こっちを叩き、一気呵成に書き上げた。

しかし、相変わらず、熱は下がらない…
咳は止まらない…
全身の関節はキリキリ、寒気がぞっくん、ぞっくん・・・

さて、翌月曜日(昨日19日)・・・
最終日の議会は午後1時から。
討論するのに、途中でゲホ、ゲホやるのもなぁ~、と思い
やはり咳止めはお医者さんが一番だろ、というわけで
すぐ近所のA内科へ。

そこで、「発熱、咳、寒気、関節痛」と訴えたら、
「そりゃ、あなたインフルエンザの模範的症状ですよ。検査しましょう」
「・・・・・・?」

この検査がえぐかった。
鼻の奥までチューブを突っ込まれ、目から飛び出るかと思った。

検査の結果は「期待通り」立派なインフルエンサA型。
ただちに議会事務局に「本日は欠席します」と連絡。
討論は伊藤さんに代行してもらった。
あとで聞くと、もうひとり、インフルで欠席した議員がいたそうな。

と、またまた、前置きが長くなってしまったが、
今回の記事は、日本の司法もインフルエンザにかかってしまっていることが
明白になった、という、強引なインフルつながり。

国立市の元市長上原公子(ひろこさんが、
市長選の公約としてかかげた景観保護の実現のために、
マンションの高さを20メートル以下に規制する条例を制定した。
ところが、国立市の素晴らしい並木通りの景観を台無しにする
高さ44メートルの高層マンション建設を計画していた業者がこれに反発。
これ以降の複雑&ドラマチックな展開を、ザザッと、時系列で説明すると、

2001年、業者、営業妨害として市を提訴。
2008年、上原さんが市長を退任したあと、市の敗訴が確定し
      市は賠償金約3100万円を業者に支払った。
      この直後、業者は「賠償金が目的ではない」として、
      全額を市に寄付
2009年 一部の国立市民が市に対し、上原さんに賠償金全額を
      請求するよう住民訴訟を起こし勝訴。
2011年 保守系の佐藤市長が当選し、上原さんに市に対して
      3100万円の支払いを求める裁判を起こす。
2013年 市議会が上原さんへの求償権放棄(*)を議決
      (*)「求償権放棄」 上原さんに「支払えよー」と迫る権利をポイすること。
      この時点で、国立市議会はまともな判断をしていた。
2014年 東京地裁が市の請求を却下。
      判決上原さんは業者の営業を妨害したのではなく
          景観保護という政治理念に基づき行動しており、違法性はない。  
2015年 市議会が手のひら返し。上原さんへの求償権を求める決議。 
      東京高裁が、上原さんに3100万円を市に支払うよう命令する判決。
2016年 12月13日、最高裁が上原さんの上告を退け、高裁の判決が確定。 

ざっと、と言っても、これじゃあわけが分からん、という方のために。

超スピード訳 (これでも・・・)
上原市長が、多くの市民と約束した「町の景観を守るために
マンションの高さを規制する条例」を制定したところ、
その業者が国立市を訴え、損害賠償を支払わせた。
しかし、業者は直後に賠償金を全部市に返還。
市には損害が発生していないのに、反上原の市民4人が
上原さん個人が賠償金を支払うべきと提訴し、それを
現在の保守系市長と護送船団議会がテコ入れして、
最高裁までもちこみ、勝利を勝ち取った。 

結果、最初の3100万円は、金利を含めて4400万円に膨れ上がった! 

今回の司法判断には多くの問題点がある。
これから上原さんにも詳しく聞きたいところだが、
今のところ分かっているのは次の3点。

①上原さんが市長当時の議会答弁や、市民運動での発言が
  裁判で取りざたされた。ここまで問題にされるのならば、
  首長が仕事ができなくなる
②議会が求償権放棄の議決をしているのに、その後の勢力変化で
 同議会が求償を求める決議をしたことを、同じレベルで判断している
 (議会の意思決定である議決と、方向性を示すだけの決議は重みが全く違う)
③そもそも、損害賠償金は当該企業から市に返金されているので、
 なんで、上原さんが再度、同額を市に払わなければならないのか。

しかし、ここまで読んで、TPPに詳しい方は、あれっ、なんか似てるなぁ、って
思いません?

そうです。悪名高いISD条項

巨大多国籍企業にとって不利な法律や条例をかざす国や自治体は
巨額の賠償金を企業に支払わなければならなくなる、あれです。

今回の国立の件は、まるでTPPの先取りのような感がする。

また、上原さん自身こう言っている。
今回の最高裁判決は、市民の支持を得て、政治理念に基づいて
行動する自治体のトップを委縮させるものだ。
たとえば、東京都の小池知事は築地市場移転の延期を決定したが、
退任後に、延期による損害賠償を裁判で求められる可能性が出てきた。
「上原さんみたいになるよ」の一言が、政治家の自由な発言や
理念に基づいた行動を封じることにつながる


その通りだ。

12月15日怒りの記者会見。上原さんと弁護団↓
ueharasan.png
(東京新聞12月16日朝刊より)

司法が機能していない、と言われて久しい。
まっとうな判断をした東京地裁はともかく、
スットコドッコイの判断をした最高裁は、
安倍首相のくしゃみでインフルエンザにかかったとしか思えない。
症状は、思考停止、阿諛追従(アベ追従?)、住民無視

ああ、処方箋はないものか。

今日も長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
上原さんを励ます企画も考えています。
自分も励ましたいな、と思う方は、こちらをポチッと押してくださいませ。
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  1. 2016/12/20(火) 23:56:25|
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