大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

日本一の無責任企業、東京電力

10月20日(木)記

9月議会では偽装請負など、呆れた案件が多かったが、
一番腹の立ったのは、東京電力との和解

福島原発事故で放出された放射性物質は
千葉県にも大量にばらまかれた。
佐倉市も例外ではない。

2011年以降、市は学校や公園など、子どもたちが集まる場所を重点的に
放射線量測定を行い、基準値以下になるよう、せっせと除染作業を
行ってきた。

2011年8月の市の広報1面にはこんな写真が載っている。
佐倉市測定作業

しかし、測定も除染作業も本来、
原発事故を起こした東電がやるべき作業だ


なので、市は東電に対し、2011年~2012年の、放射線量測定や除染作業に
携わった職員の人件費などを、東電に請求した。

請求額は
6,475万9,456円

来る日も来る日も、炎暑の日も極寒の日も
職員は本当によく働いた。
この請求額は至極まっとうな金額である!

ところが、さすが日本一の無責任企業の東京電力!
この請求に応じない。

有名な前例がある。

福島県内のゴルフ場が、放射性物質に汚染され休業を余儀なくされた。
東電を訴えると、なんと、東電側は次のように反論。
「事故で飛び出した放射性物質(セシウム)は、ウチの所有物じゃない。
だから除染をする義務もなければ、カネも払えない」


こんなメチャクチャな論理を、東電は大まじめに主張するのだから
あきれ果てる。

とばっちりは自治体にも及ぶ。
佐倉市だけではなく、柏市、流山市、松戸市など、千葉県内の
汚染を被った9つの自治体からの請求は、すべて無視!

こういうときに出てくるのが、
原子力損害賠償紛争解決センター、略してADR
市と東電の間に立ち、和解のあっせんをするところだ。

あっせんの申し立てを行った佐倉市に対し、
今年7月ADRから和解案が提示された。
その和解案(金額)とは・・・

710万円

請求額6475万9456円のわずか11%

理由がふるっている。

請求額の約6476万円のうち、5713万円は
勤務時間内の人件費
その時間は、放射能汚染あっても、なくても、職員は働いているのだから、
人件費を東電が払う義務はない!

払うのは、時間手当の分だけ!
だから、710万円・・・

これって、おかしいでしょ!
だって、職員は本来のやるべき仕事をうっちゃって
測定や除染作業に駆り出されているのだぞ。
住民サービスがその間、ないがしろにされていることではないか。

しかし、佐倉市は9月議会で、このとんでもない和解案を受け入れると
表明した。
もちろん私たちは反対したが、さる議員が、ある理由で賛成した。
その理由とは、

最終的には、賠償額はすべて電気料金に上乗せされて、
消費者の負担になってしまうから、
高い賠償金を払わせるより、安いほうが市民にとっては良い。

まぁ、電気料金の仕組み(総括原価方式)がそうなっているのは
まちがいないけど…
だからと言って、やはり東電側の主張はおかしいし、無責任きわまるものだ。

どっちに転んでも、東電は損をしない仕組みになっている。
ここを変えなければ、東電も政府も、本気で事故原因の追及も
被災者に対する補償もしないまま終わるだろう。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
東電に対し、腹の虫が収まらない方はどうぞここを押してください。
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  1. 2016/10/20(木) 02:48:16|
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