大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

佐倉市の給食の実態。恐るべきノーチェック体制!

佐倉市の教育委員会に、学校給食についてヒアリング。

覚悟はしていたが、結論は、「給食の食材は放射能に関しノーチェック」だった。

これは何も佐倉市だけではなく、どの自治体も同じことだ。
原発事故が起きたときに、放射性物質がまき散らされ、広範囲に土壌や水を汚染するだろうことは、誰の目にも明らかだった。
それに対し、なんら手を打たず、ごく一部の食材だけを分析検査して、「政府が安全だと言うから安全なのだ」と旧ソ連もびっくりの「黄門さまの印籠=お墨付き」を出しまくり、「騒ぐ奴は風評被害をあおる非国民」と決めつけてきたのが日本の実態。

だけれども、百歩も、千歩もゆずってみても、国の安全基準をウのみにして、何も手を打たない佐倉市の姿勢は限りなく「有罪」に近い。
「流通しているものは安全だと確認されている」という国のふざけたコメントをオウムのように繰り返すだけ。
鞭打ち一万回の刑に処す!

学校給食には「自校方式」と「センター方式」がある。
「自校方式」は各学校が調理施設を持って給食を独自に提供している。
地産地消の食材が利用でき、いつでも暖かい給食が食べられる。
これに対して「センター方式」というのは、一か所どんと給食センターを設け、そこで調理した給食を各学校に配達する。学校独自にメニューは組めず、一律の内容となり、冷凍物などが多くなる。

佐倉市は昔、センター方式だったが、市民ネットワークの先輩議員の努力により、かなり前に自校方式に変わった。各学校はそれぞれ工夫して、子どもたちに地場産の食材を中心に、おいしいメニューを工夫してきたのだ。

しかし、今度のような放射能汚染が起きると、結局センター方式のほうが「管理」しやすいのだと苦々しく感じる。食材を一網打尽にできるからだ。
自校方式だと、各学校と業者の直接契約になるので、管理のしようがない。

全ての価値観をひっくり返す「3.11」は給食の世界までひっくり返したのだ。

気を取り直し、今日のヒアリングで分かったことを記す。
①葉物の野菜は、4月、5月は暖かい西日本のものが主流だったが、6月以降は茨城や千葉産のもの。
 弥冨産のかぼちゃなど、佐倉の地場産物が多い。
②米は農協を通して佐倉産を入れている。気になる新米は11月から。
③パンは財団法人(県の天下り機関)「学校給食会」を通して、各学校同じパン。
④魚類は大手問屋を通して入る。冷凍かチルド。
⑤牛乳はフルヤ、コウシン、千葉酪の三者。
⑤食材の購入計画は1年間のものを4月に立てる。メニュー(食材発注)は1カ月前に決める。
⑥お弁当持参は基本的に認める方向。アレルギーの場合と同じ対応。

そして、もうひとつ。
⑦放射能に汚染されているかどうかは「産地」でみるしかない。つまり、ノーチェック!

佐倉市では6月に副市長をトップにした「放射線対策検討委員会」を立ち上げている。
何をしているのかと聞いたら、「放射線の測定計画を作成している」という答え。
なぜ、給食や土壌汚染のような切羽詰まったことを議題にしないのか。
しかも、開かれたのはまだ2回だけ。月一回のペースだと。ふざけるな。
もたもたしていると、子どもたちの内部被ばくが進行してしまう。

千葉産の新米は8月上旬には出回る。
給食に出始める11月まで3カ月あるのだから、それまでに、何らかの手を打ってほしいと祈るような気持ちで担当職員に訴えた。


夜は千葉市で開かれた「原発いらない! 9.11 千葉に集まろう」の実行委員会に参加。
チラシの内容についてカンカンガクガクの議論が展開された。
キャッチコピーは「空をかえせ、海をかえせ、大地をかえせ」
私は「実りの秋をかえせ、食欲の秋をかえせ、当たり前の暮らしをかえせ」はどうかと提案したが、「なかなか面白いね」とうなづかれたものの、主役の座を奪うまでには至らず、なんとなく退散…

席上、ふと、ネットのお金を持ち逃げしたアノけしからん議員の顔が浮かび、
「カネをかえせ、200万円かえせ、早くかえせ」と心の中で叫んだ午後10時であった。

  1. 2011/07/29(金) 03:05:06|
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