大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

うすら寒い食品の放射能検査体制。学校給食はどうなる?!

今日(7月27日)は佐倉市内の放射能測定の最終日だったが、県議の入江さんが、学校給食の放射能対策について千葉県教育庁にヒアリングをセッティングしてくれたので、後ろ髪を引かれつつ、県庁へ向かう。

実は昨日、県の農林部へのヒアリングで分かった不可解なことをブログにも書いたが、もう1点、理解に苦しむことがあったのだ。

今年の5月25日、国の農水省が、農林水産物の放射性物質を簡易に測定できるガンマ線スペクトルメーター(250万円~300万円)を、国が2分の1を出してやるので、購入を希望する市町村は手をあげるようにと、千葉県を通して各市の農政課にお達しがあった。

へーっ、ちーとも知らなかった。

ちなみに千葉県は6月補正で、4000万円も出して、ゲルマニウム半導体検出器という精密な放射性物質検出器の購入を決めている。
そのあと、250万円程度の安価な検出器を各市町村に買うようにというのは、なぜ?
きっと、高価なゲルマニウム検出器は1台しか買えないのでたくさんの食品を検査することはできない。
ならば、安いガンマ線メーターを各市町村に買わせてせっせと測ってもらい、「こいつは怪しいぞ」とひっかかった食品を、ゲルマニウムで再度精密に測る、こういうことではないか。

つまり、病気になったとき、まずは近所のかかりつけのお医者さんで診てもらい、これは大変となったときに大きな病院できちんと検査してもらうのと同じことだ。

うーん、なかなか良いアイデアではないかと思い、わが佐倉市は購入したのかなと、さっそく確認の電話を入れた。

結果は・・・「ああ、あれはですね、安価で精度が悪いので買わないことにしました」…

聞けば、農水省からも千葉県からも、私が勝手に思い描いた「かかりつけのお医者さんと大病院」のような説明は一切なし、とのこと。
しかも、通知が5月25日で、回答期限が5月27日の午後5時!!!
わずか、2日間で決めなさいということなのだ。

これは、ホンマにむちゃくちゃなこと。
行政というのは、たとえノート1冊買うのにも、担当職員⇒係長⇒課長⇒部長と決裁書が回されて順次ハンコが押され、ようやく物品調達の許可が下りる。少なくとも1週間はかかる。
250万円の機器を買うかどうか、「ファイナルアンサー」までわずか2日間というのは、あまりにも常軌を逸脱している。

というわけで、本日、教育委員会の学校給食担当課には、
「また、国からこうした安価な検査機器の購入の話があると思うので(あるらしい)、その時は、農林部と連携して学校給食の食材を優先的に測るようにしてほしい」と訴えた。
県や市はどうしてもタテ割。
農政課と教育委員会がばらばらで対応していては、学校給食の検査体制は作れない。

学校給食の検査体制の現状はあまりにもお粗末だ。
牛乳にしても県内6か所のクーラーステーションで、2週間おきに計測しているだけ。
大人のゆるゆる基準をそのまま子どもに合わせて、「大丈夫だぁ」と、志村けんよろしく声を張り上げているだけ。
第一、ほとんどの食材は検査もされずに子どもたちの口に入っている。
今のようにチマチマと測るのではなく、たくさんの機器をそろえてドーンといっぱい測るべきだ。
数で勝負ではないか。

昨日の「食品安全委員会」の「内部被ばくと外部被ばくを合わせて生涯100ミリシーベルトを基準とする」というコメントにはひっくり返った。

なんで、食品安全委員会が「外部被ばく」まで指図するの?
人生80年で計算したらしいが、それなら年間1.25ミリシーベルト。
ところが次のようなコメントが付いていたので、ますますわけがわからなくなった。

「日本人は宇宙や大地、食べ物から年約1.5ミリシーベルトの自然放射線量を浴びており、同程度の被ばくなら、健康への影響は生じないだろう」

おいおい、それなら合計2.75ミリシーベルトになる。80年間では220ミリシーベルトになるぞ。
あわてて小出ひろあき先生の説明をインターネットで読んだが、チンプンカンプン。

ま、気を取り直して、明日は学校給食について佐倉市に聞き取りをする予定。
またご報告します。

  1. 2011/07/27(水) 23:38:06|
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