大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

アベさんの「数字」と「歌」についてのスットコドッコイな勘違い

1月23日(土)記

安倍首相の勘違い発言が止まらない。

東京新聞の「こちら特報部」は優れた記事が多いが、
1月20日付の「首相が誇る数字の疑問」が非常に面白かった。

「もはやデフレではない」と自画自賛する安倍首相の問題発言。

①3年間で雇用は110万人以上増えた。
②17年ぶりの高い賃上げも実現した。
③日本は世界の標準で見て、かなり裕福な国

これら首相の「強気」発言を、さまざまなデータを用いて
記者は見事に反論・撃破している。

①「雇用が増えた」への反論
雇用が増えたと言っても、非正規労働者がこの3年間で
200万人近く増えた。 1813万人→2010万人
一方、正社員は40万人も減っている。 3340万人→3300万人
つまり、増えたのは非正規雇用だけ。
「雇用の質」は低下している。

総務省の「労働力調査」出展のグラフ↓
非正規労働者グラフ

非正規がドンドン増えていることが分かる。
しかも、65歳以上が極端に増えている!
退職した後、退職金で優雅に暮らすなど、ごく一部の話。
私の周りでも、「夫がスーパーのパートで働いている」
などとよく聞く。

②「17年ぶりの高い賃上げ」への反論
賃金が上がっているのは従業員500人以上の企業で、
大半が正社員。
では、従業員5人以上の中小企業も含めるとどうなるか?
実質賃金はどんどん下がり続けている。
2012年度 前年比 0.9%減
2013年度 前年比 0.9%減
2014年度 前年比 2.8%減

③「日本は世界でも裕福な国」への反論

これこそ失笑モノ。
裕福なのはごく一握りの大企業だけ。
昨年では、上場企業で実に211社の411人が、
1億円以上の役員報酬を受け取っている。

次の表を見ていただきたい。
役員報酬

オリックスの宮内氏は、何と、54億7000万円もの報酬だ。

一方、非正規労働者の70%が、年収200万円以下である。
これだけ貧富の差がある国を、「世界でも裕福な国」とのたまうとは、
よっぽどの数字音痴である。

安倍首相が音痴なのは、何も数字に限ったことではない。
歌に関しても、音痴、というよりは、頭を疑うようなことを
平気で口にする。

以下のエピソードは、栄町の野田町議の議会報告「栄町見聞録」から
頂いたものである。

昨年4月、安倍首相はアメリカを訪問。
その公式晩さん会では、首相の地元山口の銘酒「獺祭」が
ふるまわれた。
このお酒、日本酒としては実にフルーティーでうまい!
と、いう話ではなく・・・ (獺祭は好きよ)

オバマ大統領を前にして披露した首相の挨拶には
大問題があった!!!


安倍さん、オバマさんに対し、ダイアナ・ロスの歌
Ain't No Mountain High Enough
の歌詞を引用して、これは「日米同盟」のことなんだ、と
得意満面に言い放った。

歌のタイトルを日本語に訳すと、
乗り越えられない山はない
歌詞を日本語に訳すとこうだ。

あなたが私を必要なら 私を呼んで
あなたがどこにいようと
あなたがどんなに遠くにいても

大きな声で私の名前を呼んで
急いであなたのもとに駆けつける
私を信頼して
心配はいらない・・・

乗り越えられない山はない
深すぎる谷だってない
渡れないほど広い川もない
私をあなたから 遠ざけることはできない


この歌詞を日米関係に置き換えると、
安倍さんの言いたいことは、これでもか、と
簡単明瞭に伝わってくる。

私はいつでもアメリカさんのためなら、
一声あらば、山も谷も川も乗り越えて
おっとり刀で駆けつけまする。


さすがに「アメリカの忠犬ポチ」と呼ばれるだけのことはある。
安倍さん、気のきいたスピーチをしたものだ・・・

と感心していてはいけない。
アベさんはとんでもない間違いを犯してしまったのだ!!!

実は、この歌、黒人霊歌の名曲である。

奴隷として過酷な労働にあえぐ日々。
その身を支えているのが、神への信仰だ。
神はいつでも天から見守ってくださっている。

つまり、この歌詞の「私」は「神」なのである。

つらい時も、あなたが心の中で呼びかければ、
私(神)はいつもあなたのそばに駆けつけますよ。
誰も、私への信仰心を邪魔することはできないのだから。

という意味なのだ。

安倍さんは、自分を「神」にたとえてしまった。
しかも、黒人が奴隷として扱われていたときの歌を、
黒人の大統領を相手に嬉々として披露してしまったのだ。

この顛末を報じた日本のメディアはない。
しかし、栄町の野田さんはクリスチャンなので、報道を聞いて
すぐに安倍さんのトンチンカンに気付き、非常に不快な思いをしたという。
知り合いのアメリカ人に聞いたら、やはり、「違和感を感じた」そうだ。

こういうエピソードからも、「裸の王様」安倍さんの姿があぶり出される。
ひとりよがり、独善的、印旛沼状態(底が浅い・・・)

安倍さんは今頃、憲法改正という大仕事を前にして、
乗り越えられない山はないのだー!
と、高揚感にあふれていることだろう。

しかし、私たち国民は、安倍さんが絶対乗り越えられない
平和と憲法を守るという石(意思)の山を高く、高く、積み上げるよ。
天まで積み上げるぞ―ーー!!!

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  1. 2016/01/23(土) 23:25:42|
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