大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

鬼怒川決壊! 役立たずのダムよりも堤防強化が先でしょ!

9月11日(金)記

鬼怒川が決壊し、甚大な被害が出た。
行方不明の方の早期救出と、亡くなった方のご冥福を祈る。

今更ながらだが、「堤防が土でできていた」ことに
驚きの声があちこちから出ている。

八ッ場ダム問題に関わり、治水のことをチョッピリかじった私も、
「日本の堤防は土と砂でできている」ことに、とても驚いた記憶がある。

また、利根川をはじめ、多くの川の堤防がかなり古く、補修されていない
ことにも驚いた。
国交省が平成18年末に作成した図をご覧あれ。
ちょっとビックリですぞ。↓
要対策区間
赤い部分がまだ補修されていないところ
鬼怒川は45%が未補修。
利根川に至っては62%が未補修!

今回決壊した茨城県常総市の鬼怒川の堤防は、
補強計画も全くなかった個所だ…
PK2015091102100166_size0.jpg
(東京新聞9月11日夕刊より)

堤防がざっくりと削られている。
土と砂でできている堤防がいかに脆いか、よく分かる写真だ。

洪水を防ぐ「治水」対策は、堤防とダムである。
日本という国は、昔から営々と堤防を築いて、洪水と戦ってきた。
ところが、近代からはダムに頼ることになり、堤防強化はおろそかにされてきた。
それをハッキリと表すグラフがこれ↓
kasenkaishuu.jpg

ダム、とりわけ八ツ場ダムの建設費が上昇するのと反比例して、
堤防強化などの河川改修費が、大きくカットされてきたことが分かる。

今回、決壊した鬼怒川の上流にはダムが4基ある。
(毎日新聞からの図 ↓)
鬼怒川決壊

八ッ場ダムの水をためる容量は6500万㎥だから、
鬼怒川の4つのダムのうち、3つが八ツ場ダムより大きい。

これら巨大な4つのダムをもってしても、
下流の洪水は防げなかった。
つまり、堤防強化を怠っていたことが最大の原因と言える。

折しも、昨日、八ツ場ダム反対の住民訴訟が最高裁で退けられてしまった。

わずか数行の文章で判決を下した裁判長!
この11年間高額報酬で千葉県の弁護をしてきたB弁護士!
鬼怒川の惨状をナンと見る!!!
ダム神話の崩壊をなんと考える!!!

私たちはずっと、堤防には「鋼矢板」を入れて補強すべし、と
訴えてきた。
ダムが洪水を防げるのは、ダムの近辺に大雨が降るときに限られ、
下流域には数センチ下げるだけの効果しかないと、
訴えてきた。

ダムも原発も、利権ムラが「安全神話」をねつ造し、
人の命と暮らしを奪っている。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
よろしければ、ここをポチッと押してくださいませ。
  ↓

  1. 2015/09/11(金) 01:51:30|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:(-)|
  4. コメント:(-)
| ホーム |