大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

安倍首相に一番嫌われている人、古賀茂明さん登場!

2月27日(金)記

昨夜、東京三田で開かれた古賀茂明さんの講演会に参加。
I am not Abeとテレビ朝日の報道ステーションで発言し、
官邸の逆鱗に触れて、番組から降ろされたことがまだ記憶に新しい。

テレビや映画「日本と原発」で見ていたより、ずっと小柄で華奢な感じで
ちょっとびっくり。でも、やっぱり色んな意味でsmartな人である。
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今日はまず、「失われた20年」という話から始まった。

失われた20年」自民党4つの大罪
①借金大国日本を作った。
②少子高齢化を放置した。
③日本を成長できない国にした。
④原発神話を作り福島事故を招いた。


お見事!
たった4行で、自民党政治の弊害を喝破した。

安倍首相の分析も冷静&的確である。

キャッチコピーがうまい
①今の国会を「改革断行国会」と名付けた。
 これでは、野党はギャーギャー騒ぐだけの改革反対分子となってしまう。
②「農協解体!」とぶち上げた。
 まるで、諸悪の根源「農協」を潰すぞ!というような響きで、
 国民の拍手喝さいを招いたようだが、
 実際やったことと言えば、農協の監査を、ちょっと外側に置き換えました、
 という重箱の隅の改革(とも言えないか・・・)。

◆「テロに屈しない」と叫ぶ本当の理由
今年1月、エジプトを訪問したときの演説。
「イスラム国と戦う周辺諸国に、2億㌦支援する」
このとき、「人道的支援」などとはひとことも言っていない。

後藤さん、湯川さんがISに拉致されたことは、昨年末には
首相も知っていた。
外務省などは、人質奪還に向けて、必死に動いていたのは間違いないという。

なぜ、そんな動きも無視して、わざわざISを挑発するようなことを
安倍首相は言ったのか。

また、そのあと、ご丁寧にイスラエルを訪問し、ISの怒りをあおりたてた。
なぜか。

それは、アメリカに見てほしい、褒めてほしいからだ、と古賀さんは分析する。
アメリカは、人質に関しては裏取引を極端にいやがる。
だから、これまで人質奪還に実績のある(裏取引のうまい)トルコを通すことに、
アメリカは断固反対。「ヨルダンを通せ」と指示したに違いない。

エジプトでああいう演説をしたのも、アメリカの覚えめでたくなりたいから。
後藤さんたちの命よりも、自分を強く見せたかったからだ。

更に、アベ首相の思惑が見え隠れする。
欧米と肩を並べる列強になりたーーい!
今国会の施政方針演説で、アベ首相はこんな怖いことを言っているのだ。

明治国家の礎を築いた岩倉具視は、近代化が進んだ欧米列強の姿を目の当たり
にした後、このように述べています。
「日本は小さい国かもしれないが、国民みんなが心を一つにして、
国力を盛んにするならば、世界で活躍する国になることも決して困難ではない。」
明治の日本人に出来て、今の日本人に出来ない訳はありません。
今こそ、国民と共に、この道を、前に向かって、再び歩み出す時です。
皆さん、「戦後以来の大改革」に、力強く踏み出そうではありませんか。


安倍氏はやはり、富国強兵を目指しているのだ。
列強などという時代錯誤の言葉をことさらに持ち出して、
日本を「いつか来た道」に引きずり戻そうとしているのだ。

古賀さんは、元キャリア官僚の豊富な経験から、首相の思惑を
鋭く分析していく。
そして、あの「日教組」野次のごとく、このごろ日増しに尋常でなくなって
きた安倍氏の言動に、眉をひそめている官僚も少なからずいるとか。

最後に古賀さんは、一部で有名になりつつある自説4象限の図を持ち出した。

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縦軸の赤い線は上にいくほど、タカ派・戦争志向
下にいくほど、ハト派・平和主義

横軸の青い線は右にいくほど改革派・民間主導
左にいくほど守旧派・官主導

これを組み合わせると上の図になる。

つまり、日本の政治は次の4種類に分かれる。
①タカ派(戦争志向)で民間主導の改革派
②タカ派(戦争志向)で官主導の守旧派
③ハト派(平和主義)で官主導の守旧派
④ハト派(平和主義)で民間主導の改革派

それぞれの象限に現在の政党や個人名が入っているが、
④だけ、現在の日本には存在しない、と古賀さんは指摘。

改革はするけれど、戦争はしないグループだ。

図にある「バラマキ」や「改革」が、随分おおざっぱな概念でとらえられているなぁ、
と正直思うが、なるほどな、とも思う。

講演が終わってから挨拶に行くと、
「ああ、生活者ネットと姉妹関係ですか。生活者ネットでは
1月に講演会をやりましたよ。あなたがたのような団体が
第4象限に発展していけばいいですね。
地域に密着して平和を訴え、生活を良くするための改革を行う議員を、
市民は求めているはず。今は、受け皿がなくて困ってるんですよ」
という思いがけない言葉をかけていただいた。

そうか、私たちが第4象限か・・・

なんだか、希望が湧いてきた。
ブタもおだてられりゃ、木に登る。
ブー!豚さん

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  1. 2015/02/27(金) 12:09:54|
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