大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

福島県の放射性ゴミをめぐる不思議発見!

11月9日(日)記

11月7~8日、県議の山本友子、市議の伊藤とし子、そして県ネット政策調査室の
吉沢さん、廃棄物専門家の藤原さんと私の5人で
福島県の放射性廃棄物の処理施設の視察に行ってきた。
千葉県にとっても、放射性廃棄物の処理は他人事ではない。

視察先は2か所、鮫川村(赤い○)、広野町(青い○)↓
admi07.gif

まずは鮫川(さめがわ)村。
ここは、放射性ゴミの実証実験焼却炉として、住民の大反対を押し切り、
建設された。
住民が建設に合意したと言うハンコがミステリー。
実は別人が押したものやら、
死んだ人が押した(?!)ハンコやらがソロソロ出てきたというからお立会い。

さらになぜか、1日の処理量わずか1.5トンというちっちゃすぎる焼却炉。
普通なら1日数10トンでっせ。
1時間当たり199kg。ここがミソ。
200kg以上は廃棄物処理法や環境影響評価条例等の対象となる。
はは~ん・・・

さらに、さらに、昨年7月操業を始めてわずか9日目に
爆発事故

そんな焼却施設にやってまいりました。
入口でまずひと悶着。
同行した藤原さんも吉沢さんも「議員でないからダメ!」
これはともかく、やはり同行した地元のWさんや飯館村の議員も
「ダメよ~、ダメ、ダメ!」

地元の人たちを入れないなんて、やっぱり「後ろめたいからか」とか、
「隠したいことがあるのか」なんて勘ぐってしまう。

応対してくれた環境省の二人は、私たちのために東京からわざわざ来たという。
ご苦労さんです。でも、監視役?↓
ヘル着用
規則で、全員ヘルメットとマスク着用。
真ん中の3人が左から伊藤、山本、大野。
両端の二人が環境省のお役人。

ここで燃やされるのは、鮫川村から出た稲ワラなどのゴミ。
3.11以後、住民が保管していた廃棄物を順次破砕して燃やしている。forklift.jpg

フレコンパックに詰められたゴミには、いつどこで出たものか、
何ベクレルか書かれたタグが付いている。↓
fureconpack.jpg
ここには1万ベクレル/kg以下のものが搬入されるということだが、
稲ワラなどはいまだ、5万~6万ベクレル/kgもある。


破砕機↓
hasaiki.jpg
白い紙に「低線量破砕機」と書かれているが、
稲ワラは5万ベクレルですぞ!


破砕されたゴミ↓
hasaigomi.jpg


これが焼却炉↓
shoukyakuro.jpg
かなり変わった型だ。

燃えている様子が見える。↓
rononaka.jpg

モニターで監視。↓
seigyositu.jpg
この人たちも含め、所内の全員が個人線量計(ガラスバッジ)を付けている。


右の四角いのがバグフィルター(出口でセシウムやダイオキシンを吸着させ、外にださない)↓
bugfilter1.jpg
炉の温度は850度なので、ダイオキシンは消滅するし
セシウムはバグフィルターで99%取り除けるということだ。


しかし、炉に残る灰(もえがらと煤塵)には、10倍にも濃縮されたセシウムが!
これはセメントと混ぜて固形化され、外にある一時保管所に移される。

これが一時保管所↓
umetate.jpg

このあと、富岡町にある民間の管理型最終処分場(フクシマエコテック)に移される。
ただし、10万ベクレル/kg以下でなければならない。
そのために、どうするか?
低線量のゴミとブレンドして薄めるのだ!

Q&A
①ミステリアスな事故の原因を聞くと、「全くの人為的ミス」ということで、
 焼却炉の性能には全く問題がないとのこと。
②199kg/時間という処理能力も、鮫川村から出る廃棄物の量が
 450トンと想定されるので、逆算すると1時間当たり190kgになったとのこと。
 決して法律逃れのためではないってか???
③実証炉というから、なんの実証をしているのかと聞いたら、
 「何にも実証していない」という答えが・・・
 禅問答か・・・
④炉からはほとんどセシウムが出ないので、空間線量は全く問題ない。
 そんなに安全なら、なぜ村民に公開しないのか?

頭の中が「???」状態のまま、お礼を言って門外に出た。
さて、これから広野町に向かう。

広野町では、ガス化溶融炉が建設中だ。
1日80トンの処理能力。
建設費は80億円。
ただし、3年間だけ運転し、そのあと解体。
解体費用は別途かかる。
つまり、
100億円以上のものを、わずか3年間でパーにしちゃうのだ!

建設現場にて。ついカメラスマイルをしてしまう3人↓
hironoyouyuuro.jpg

実はこのような焼却施設が福島県内では
既に4基作られ、これから13基作られようとしている。
合計17基。
建設費など総額1000億円以上???
で、全てが3年で壊される。
解体費まで含めると1500億円~2000億円???

なんで、そのまま使うか、他の場所で再利用しないのか?!


しかも、ガレキや除染ゴミの総量は、当初よりかなり少なくなると
予想されている。
こんな大袈裟な焼却炉など必要ないのだ。

ゲスの勘ぐり
その①
 全国的に今、焼却炉の需要が減り、ダブついている。
 だから在庫一掃セールを福島で???
その②
 災害ガレキなど高い放射線量のゴミと、低いゴミをブレンドし、
 焼却しても灰の濃度が10万ベクレル以下になるよう操作する。
 そして、全ての灰を富岡町のエコテックに搬入!
 すると、県内各地の災害ガレキがドンドン減り、
 避難していた人が帰りやすくなる。
 ていのいい帰還促進策???

でもね、このあと富岡町の某所で放射線量を測ってみたら、
これなんですけど・・・↓
1.114μSv
1.114マイクロシーベルト!

帰還はイカン!

今日も長文を最後までお読みいただきありがとうございました。
よろしかったら、こちらをポチッとお願いします。
   ↓

  1. 2014/11/10(月) 02:33:46|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:(-)|
  4. コメント:(-)
| ホーム |