大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

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朝日新聞バッシングが行きつくところは?

10月17日(金)記

一昨日、文京区民センターで
朝日バッシングとジャーナリズムの危機
という、大変スリリングなシンポジウムに参加。

このところの朝日新聞に対するバッシングは常軌を逸している。
週刊文春や週刊新潮、FLASHなどが特にひどい。
売国奴、非国民、など戦前のような罵詈雑言を、大手マスコミが堂々と
垂れ流している異常事態だ。

会場は500席がほぼ満席。
見渡せば同じような年代ばかりで、ちょっとがっくり。

登壇者の発言はいずれも鋭く的を得ており、胸にストントと落ちるものばかり。
第1部の発言者↓
asahibashing.jpg


以下、貧しい記憶力をたよりにメモってみる。

池田恵理子】(「女たちの戦争と平和資料館」館長
慰安婦問題は、1991年、韓国女性のキム・ハクスンさんが名乗り出てから
表面化した。それをきっかけに、フィリピン、インドネシア、台湾、、中国と
次々に被害女性が名乗り出て世界的に大きな問題となった。
決して、吉田清治証言があったから
慰安婦問題が表面化したわけではない。

吉田証言があろうと、なかろうと、慰安婦問題は厳然たる事実だ。
戦前、戦後、慰安所のことは固く秘密にされてきた。
「女性はみんな商売として働いていた」というのは全くのデマで、
著名な作家塩野七生氏までも、デマに基づいて、ひどい発言をしている。

ギョギョ! 
塩野七生さんって、「ローマ人の物語」で大好きな作家なんだけどなぁ…


辰濃哲郎さん】 作家、元朝日記者、24年間勤めた朝日を2004年に追われた
慰安婦問題を取材していたとき、防衛庁の図書館で
「軍が慰安婦を戦地へと移動させることに関与した」という資料を見つけた。
軍の関与は間違いない。
福島原発の吉田調書にしても、「650人が第2原発に退避した」のは紛れもない事実。
報道の切り口としては、ちょっと角度をつけすぎたかもしれないが、
「ねつ造」というのはひどすぎる。
なんで、木村社長は謝罪したのか?

山口二郎さん】 法政大学教授
慰安婦問題を記事にした朝日新聞の元記者が、北海道の北星学園大学の
非常勤講師をしているが、「やめさせなければ大学に爆弾を仕掛けるぞ」と
大学は脅迫を受けている。
他にも既に脅迫に屈して、元朝日記者をやめさせた大学もある。
これは戦前の右翼の脅迫と全く同じだ。
大学が外部からの脅迫介入を許せば、大学の自治や学問の自由はなくなる。
1930年代のファッショ化のプロセスと今はびたりと重なっている。

香山リカさん】(精神科医
人は、誰かを敵にして叩くことで、自分の中にある不安や悩みを見なくて済む。
安倍首相の「朝日新聞の記事で大勢の国民が悩み苦しんでいる」という発言を聞き、
生活が苦しい、就活が苦しい、介護で苦しい、不安で苦しいのも全て朝日新聞の
誤報のせいにしている人がいるかもしれない。
朝日を徹底的に叩くことで、自分の生活も社会の問題も見ないですむ。
心理的防衛メカニズム。しかし何ら解決にもならない。

青木理さん(ジャーナリスト
新聞に誤報はつきもの。
産経は「朝日は国益を損ねた」と大バッシングを展開しているが、
「国益」とは何ぞや。今回の「国益」とは安倍内閣の利益。
「国民」の利益でも何でもない。
青木さん↓
aokisan.jpg

わお、あと数人パネラーがいるのだが、とても全部は書ききれない。

後段で登壇した元NHKの永田浩三さんは、
例の慰安婦問題を取り上げた番組の編集長をやっていた人で、
安倍シンゾーと中川ショーイチの圧力をモロに受けた立場だ。
当時、番組のデスクが真相を公表する記者会見を開いたが、
NHKはこれをニュース番組の中で取り上げ、全否定したとか。
NHKは今も昔も、腐っているとしか思えない。

雨宮かりんさんも登場。
「売国奴というひどい言葉が平気で飛び交くような日常に
なったのは、初めてではないか。恐ろしい・・・」
karinsan.jpg

朝日新聞の現役記者も二人登壇して、朝日社内の現状を語った。
社内集会が開かれ、経営陣への批判が高まりつつあるとか。

今日のシンポジウムでは、二つのことが交錯していたと思う。

ひとつは、異常な朝日バッシングが日本のジャーナリズムを委縮させ、
朝日をここぞとばかりに叩いている同業他社も、
結果的には帰り血を浴びて、
「大本営発表」ばかりの言論統制状態になるのではないかという問題。
安倍首相がこれを一番歓迎しているのは言うまでもない。

もうひとつは、朝日新聞の体質の問題だ。
リベラルの旗手として、日本の新聞の代表として君臨してきた。
その思い上がりが、今回の誤報に対する社長の対応のまずさとなり、
最悪の結果を招いている。
だが、内部では今「プラハの春」とも言える新しい動きが出てきている。
自浄作用のようなものが出てきているのは確か。
自浄作用が全くないNHKに比べて、まだ救いがある。

私は実家も朝日一筋、結婚してもずっと朝日だったが、
原発事故以降、東京新聞に鞍替えした。
だが、朝日の次に狙われるのは、今一番がんばっている東京新聞だと
言う。
そのあとは、沖縄の新聞・・・
どんどん、戦前に戻りつつある。

市議会にも「戦前」のチカラが及びつつある。
佐倉でも9月議会の最終日の討論で、ある右翼の市議が、
朝日新聞の件にかこつけて、私たちの会派に対し聞くに堪えない暴言を延々と吐いた。
考え方が違う人間に対し、感情の赴くまま、悪態の限りをつく。
こんな幼稚な行為を、議場で堂々とやってのけたのだ。
品格も何もあったもんじゃない。

元国立市長の上原公子(ひろこ)さんが言っていた。
「戦争前夜は、静かに密かに、市民の自由と権利を締め上げることから
始まった。
今、同じ臭いを感じる・・・」

今日も長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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  1. 2014/10/18(土) 01:30:59|
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