大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

リポート③ 柏崎刈羽原発を見た!これじゃあ再稼働できないよ!

すっかり「佐渡リポート その③」のアップが遅れました。
では、では、今回のサマーセミナーのチョー目玉、
柏崎刈羽原発の報告です。

7月14日(月)新潟市からバスで1時間ほどで現地到着。
まずはサービスセンターへ。
ここだけが写真撮影OK.
原発構内に入ると、写真撮影は厳しく禁止される。

大飯原発もそうだったが、原発の見学者に対する「警戒」は異常だ。
今回も、事前に身分証明の確認が念入りに行われ、
できるなら「めんどくさいから視察やーめたー!」と原発側はもくろんで
いるのではないかと、疑うほどだ。
そんなに警戒するとは、やはり国民には知られたくない「都合の悪い弱点」が
あちこちに潜んでいるのではないか。

それはともかく、オープンなビジターズハウスでは
パワーポイントや模型で柏崎刈羽原発の概要が見せられた。

敷地の広さは東京ドーム20個分。
柏崎市と刈羽村の両方にまたがっているので、この名がある。
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黄色い四角(1号機~7号機)が原子炉だ。
7つあわせて総出力は821万2000KW
なんと世界最大の原発なのだ!!!
この電力は全て首都圏に送られる。

ビジターズハウスには本物の5分の1の原子炉格納容器の模型がある。
model1.jpg

これが燃料棒↓(もちろん5分の1) 。ガイドのお姉さんは等身大。
nenryoubou.jpg

格納容器の内部↓ 白い紙が人間の大きさ。
inside.jpg

パワーポイントによる職員の説明は、
「福島原発事故を受けて、ここの原発ではいかに安全対策をしっかりと
しているか」強調するものだった。

そのひとつにフィルタベントがある。
万が一の事故が起きたとき、格納容器が壊れないよう
内部の圧力と温度を下げるため水蒸気を排出する装置だ。

フィルターベント

放射性物質はフィルターを通して削除されるから大丈夫、
ということだが、住民のあいだでは根強い不安がある。

説明のパワポでは「フィルタベントで放射性セシウムはほぼ除かれる」
とあったので、
「じゃあ、放射性ヨウ素はどうなのか?」と質問した。

職員の答えは
「放射性ヨウ素には粒子状とガス状があって、
粒子状はほとんどカットできる。
ガス状はむずかしいが、割合としてはごく少ないので大丈夫」
と言うものだったが、なぜパワポに記載しないのか
一抹の不安が残る。

また、使用済み燃料プールの余力はどうか、という質問には
7つの原子炉あわせて、
20%しか余っていない
との答弁。
一抹どころか、1万抹の不安が残る。

さて、ビジターズハウス見学を終わり、いよいよ原発敷地内に入ることに
なったが、案の定、写真撮影禁止、バスを降りることはまかりならぬ
ということで、バスに缶詰されたまま、ぐるりと一周するだけの視察となった。

目に焼きつけようと、目を皿のようにしてあちこち見るが、
なにせ、記憶力がメルトダウンしている今日この頃なので
網膜に写す端から消えていくぅ・・・

これ以降、敷地内の写真は全てインターネットであとから取ったもの。

ご自慢のドでかい防潮堤が見えてきた。
福島原発事故の教訓を受け、海側にぐるりと立派な防潮堤が作られた。
bouchoutei.jpg

高さは10メートル。敷地は海抜5メートルなので、15メートルの津波に
耐えられるという。

しかし、防潮堤の建設費は約2700億円
もし、15メートルを上回る津波が来ても、心配無用。
敷地内には色々対策が講じられている。
例えば・・・
重要な機器が入る部屋には水が入らないよう水密扉がつけられている。
suimituka.jpg

電源喪失しても、非常用電源車がびっちり配備されている。
汚染水漏れが起きても心配ないように、敷地内には広大な貯水池が作られた。

これら、福島原発事故のあとの安全対策は総額4700億円!

この費用は、もちろん、電気料金に上乗せされる。

しかし、思い出してほしい。
7年前の中越沖地震。
構内の道路は波打ち、ひび割れ、車両が通れない状況となった。
dourokanbotu.jpg
(写真は「原子力資料情報室:CNICトピックス」より)

このあと、反原発市民グループの武本さんの案内で、
活断層の現場に直行。
原子力規制委員会が今年2月にボーリング調査を始めた地点だ。

山の中に分け入っていくと・・・
ありましたー!!!
dansou.jpg

拡大写真がこれ↓
dansou2.jpg
dansou3.jpg

赤い矢印の部分が、大きくV字型にへこんでいる。
これが地層がずれた何よりの証拠だそうだ。
このような断層が、原子炉直下になんと23本も走っているというのだ。

原子炉規制委員会は、
活断層の定義が「5万年前以降の活動」とされていたときは
ここの断層は12万年前のものだから、活断層ではないと断言した。

ところが、そのあと、活断層の定義が「12~13万年前以降の活動」と
変えられると、すかさず、
ここの断層は20万年前のものだから、活断層ではないと言い張った。

二枚舌どころか、百枚舌だわ、こりゃ。

原子力規制委員会は、
原子力寄生虫委員会と名前を変えたほうがよろしい。

当初、すぐに現地調査は終わるはずだったが、
いまだ結論も出ず、宙ぶらりん状態だというから、
ウソをつき通すのも限度があるのかもしれない。

最後に、近くの荒浜という海岸から取った柏崎刈羽原発の写真を
ご覧ください。
あれだけ禁止されていた原発の写真がここじゃ取り放題!!!
atomicpowerplant.jpg

ついでに、集合写真まで撮っちゃいました!
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今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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  1. 2014/07/22(火) 10:35:57|
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