大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

再びのいわき市 震災情報連絡センターの総会

4月27日(日)

今年も、4月25~26日、福島県いわき市へ。
福島原発震災情報連絡センターの第4回総会を、
いわき市湯本の「いわきゆったり館」で開いた。

まず、午後1時から5時まで「研修」。

いわき市の職員と、福島県の職員から、
除染の現状や県民健康調査について聞いた。

気になったのは、甲状腺検査

福島県では、事故当時0歳~18歳の約27万人が検査を受けた。
その結果、46%に5ミリ以下の「のう胞、結節」が見つかったが、
環境省は、これが原発事故によるものではないことを主張するため、
青森県弘前市、山梨県甲府市、長崎県長崎市の3市で、
3歳~18歳の甲状腺検査を実施した。

結果は、福島も、その他の3県もほとんど同じ結果。

ほら、原発事故のせいじゃないでしょ。
どこも同じだよん。


という環境省のドヤ顔のもと、
山下俊一などが鬼の首を取ったように、この検査結果を吹聴しまくった。

今回の研修でも、この3県との比較表が使われたのだが、
そもそも、この比較はとんでもない数字のトリックなのだ。

つまり、福島県では27万人もの子どもたちを検査したが、
その他3県では合計わずか4365人。
母数がこれだけ違っては、正しい比較はできない。

更に悪質なのは、福島県では0歳から検査しているのに、
その他3県では、3歳から検査している点だ。

甲状腺の異常は、0歳から2歳過ぎまではほとんど出現せず、
3歳以降から現われるというのが常識だ。
つまり、その他3県では、わざと0歳~2歳をはずし、
3歳から検査するという「見つかりやすい」条件を整えたのだ。

いわき市の職員は、そこのところを匂わせてはいたが、
いまだこの悪しき比較表を資料に載せているとは…

行政からのレクチャーが2時間以上続いたあと、
市民活動の報告があり、こちらはさすがに感動した。

まず、昨年おじゃました「いわき放射能市民測定室たらちね」の
鈴木さん。相変わらず、お美しい。
tarachine.jpg

「たらちね」では、ボランティアの医師が検査し、
その場で保護者に映像を見せながら説明しているし、
写真はコピーして渡している。

県の検診では、小学校以上は団体検診になり、
保護者の付添はほとんどできない。
結果は2ヶ月後に知らされるが、A2判定(5ミリ以下のしこり)でも
「A2です」と書いてあるだけ。
これでは、親は余計に不安になるよ!

次に、「いわきの初期被曝を追及するママの会」
通称「ママべク」の千葉さん。

彼女の話から、福島のこどもたちの悲痛な現状が浮かび上がった。

福島では、学校給食に県産品を使うことが奨励されているという。
子どもたちの内部被ばくが非常に心配だが、
今年からいわき市では、今まで北海道産だったお米が、
ついに地元産に変えられるという。

下限値は20ベクレル。
でもなぁ~
毎日食べるご飯。
選べない、逃げられない給食。

子どもを使って、安全性をPRしてほしくない
とママたちは訴え、署名活動を始めた。

以下、クリックするとダウンロードできるのでぜひ、ご協力ください。

署名用紙
依頼文

決して髪を逆立てることなく、にこやかに、しなやかに
学校などと渡り合っているママべクのお母さんたち。
でも、ときには、「歩く風評被害」と呼ばれているそうだ。

さて、ノンストップ、トイレ休憩もなしの研修が4時間続いたあと、
震災センターの総会。
議長は急きょ、伊藤さんに頼んだ。
soukai.jpg

さすがにみんなくたびれ果て、昨年の活発すぎる(異論続出)総会と比べ、
なんと静かな総会だったことか。
事務局長のワタクシとしては、内心しめしめ。

次回も、総会は研修のあとにもってこよう、などと
1年先に思いを馳せたのであった。

翌26日は、楢葉町~富岡町へ。
いまだ住民が帰還できない地域までバスで行った。
この続きは明日アップします!

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  1. 2014/04/27(日) 23:51:33|
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