大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

江戸に学ぶ、戦争しない国づくり! 田中優子さん講演会

4月20日(日)

昨日、船橋市民文化ホールで開かれた講演会、
今こそ戦争への流れを止めよう
田中優子さんに学ぶ憲法と江戸学

1000人以上入る広いホールが満席の盛況。
主催は、「九条の会・ちばけん」と、
私も入っている「九条の会・千葉地方議員ネット」。

後者は、憲法九条を守るという1点で集まった超党派の
千葉県内の議員(約150名)の会。
都道府県レベルでは千葉県だけではないか。

さて、講師の田中優子さん。
今年4月1日、法政大学の総長に就任し、
全国初の女性総長として話題になっている。

いつも着物姿の素敵な女性。
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昨日は撮影禁止だったので、インターネットからの写真でご容赦を。

「週刊金曜日」の編集委員でもあり、
こんなリベラルな人を総長にする法政大学のフトコロの深さに敬服!

田中さんの専門は江戸学。
まず、そこから話が始まった。

江戸時代270年間は、
それまで続いていた「内戦と海外への戦争」をやめた
戦争をしない国づくりだった!

当時は「平和」という言葉ではなく、「太平(泰平?)」と
呼んだそうだが、「太平の世はありがたい」と誰もが喜んだ。

太平の世の基本は「教育」。
多くの書物が作られ、武士は学問にはげみ、
商人は読み書きそろばんを習って、商売にはげんだ。
イクサの心配がなく、誰もが「ものづくり」に没頭できた。

江戸時代は100%リサイクル、リユースの社会。
着物は仕立て直しを繰り返し、擦り切れたら詰め物などに利用。
そして燃やして灰→肥料→綿を栽培→布→着物。

驚いたことに、灰を専門に売買する「灰屋」の組合まであったという。
更に驚いたことに、糞尿までが肥料として商品になり、
「下肥問屋」があったとのこと。

江戸時代は全てが使いまわしできるので、
資源を求めて外国に攻めていく必要がなくなった。
だから、戦争をしなくて済んだ。

こういう江戸の話はとても面白かったが、
それが今の時代、「今こそ戦争への流れを止めよう」に
どう結びついていくのか、という部分が、さすがの田中センセも
ちょっと苦しかったかな?

あと、印象に残った話として、
課題解決先進国という言葉。
原発事故に苦しむ日本を嘆き悲しむのではなく、
課題解決を率先してやっていく国なんだと思うことで
前向きな心が生まれる!

また、インドの哲学者サティシュ・クマールさんの言葉を引用した
楽天主義
痛快だった。

楽天主義とは、
実現させようと思えば何でも実現できるんだ!イズム

例えば、女性参政権は一昔前なら、絶対不可能と思えたが
多くの血のにじむような努力で実現した。
マンデラさんが率先したアパルトヘイトへの抵抗運動しかり。
黒人大統領の誕生、またしかり。

日本国憲法だって、戦争の放棄を高らかに謳っている人類史上、
まれに見る憲法の実現だ。
ただ、憲法成立は実現したが、内容の実行はいまだ実現されていない。
今、すべきことは、憲法の中身の実現だ。

田中総長は、
何事も自分で情報を選んで、自分で決める。
そのためにも、いっぱい、お勉強しましょう!と
締めくくった。

江戸に学ぶとは、「過去に学ぶこと」。
1985年、ドイツのヴァイツゼッガ―大統領が演説の中で言った言葉、

過去に眼を閉ざす者は、未来に対してもやはり盲目となる

江戸よりもはるかに近い過去、第2次世界大戦にも目を閉ざし、
さらについこの間の過去、福島原発事故にも目を閉ざすアベ政権。

未来は五里霧中どころか、暗黒の闇か…

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  1. 2014/04/20(日) 15:20:00|
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