大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

議会質問、市長のミラノ訪問についてギリギリと…

3月5日(水)

一昨日、無事代表質問を終えた。

今回の質問で一番リキが入ったのは、なんたって
市長のミラノ訪問

通告では「市長のミラノ視察」と書いたのだけれど、
なんと市長は私費でミラノに行ったと言うので、ミラノ訪問なのである。

昨年、11月1日夜~7日、市長は突如ミラノに出かけた。
以下は市長のブログで公開された日程である。
(ブログでは日本時間になっているが、現地時間に修正した。)

11月1日(金)夜サッカー(ACミラン戦)観戦
  2日(土)フィレンツェ観光
  3日(日)ACミラン本社訪問(なぜ、日曜日に???)
  4日(月)ACミラン本社訪問
       在ミラノ日本総領事館訪問
       ジェトロミラノ事務所訪問
       ミラノ市役所訪問

       ミラノ市内視察(観光???)  
  5日~7日 ブログはアップされず行程不明。
       ただし、ウィーンに飛んでいることは確認されている。

上記の日程のうち、4日の青字部分だけが「公務」だそうで
日当が7000円支払われている…

これだけ見ると、さすがに「公務出張」だとは言えず、
私的訪問とするしかないだろうなぁ、と思うのだが
問題が二つある。

①「今回の訪問の目的は?」と聞いたら、
「昨年6月にACミランの日本代理店関係者がやってきて、
新しくできる岩名球技場でミランのサッカースクールを開設したい。
ついては、市長にミランの本社や関係施設を視察し、
ACミランの活動を理解していただきたい、との要請があった。
これは佐倉市に大きなメリットがあると判断し、
市長がじきじきミラノに行けば佐倉進出が決定する状況になったので
ミラノにお邪魔して本社を訪ねた」との答弁。

では、なぜに「公務」とせず、
こそこそ「私費」で行ったのか?


②市長のミラノ訪問の段取りをとるアシスト役として、
A理事もミラノに行っている。
不可解なことに、市長より1日前に成田を出発。
「公務」である11月4日までのあいだ、「市内視察」と「資料整理」
で過ごしている。
市長と同じく11月7日に帰国。
理不尽なことに、このA理事は公務出張扱いで、
旅費・ホテル代など33万9790円が支給されている。
市長のたった1日の公務のために、理事という重要なポストの人間が
8日間も公費で派遣されているのである


市長は、「11月近辺でヨーロッパに行く用事があり、それに
11月4日の公務をあてはめた」と説明する。
それなら、理事を8日間も拘束するのは筋が通らない。
ここは、質問でもう少し追及すべきだった。
反省…

さらに、質問で分かったことなのだが、この訪問に同行した人間が
もう一人いる。

ACミランの日本代理店の社長である。

この社長が、知り合いの佐倉市議を通して市長に面会し、
ACミランのサッカースクールの佐倉進出に奔走した。
で、ミラノの地で、新しく佐倉にできる岩名球技場の使用を
市長と社長とACミランの3者で決めてしまったのだ。

これっておかしくない???

岩名球技場は、私たちの税金6億2500万円をかけて
作られた市民のための施設である。

今年4月からオープンとなるが、利用するさいは
2ヶ月前から電話で予約をしなければならない。
しかも、予約できる期間は最長1カ月。

ところがACミラン・サッカースクールは、毎週4日間、年間を通して
利用することが、市長と社長とACミランの間で決まった。

ここが最大の問題点である。

公的な施設なのに、
いち民間団体に優先使用を認めてしまったのだ


同じ敷地内にある岩名野球場は、
昨年名前が「長嶋茂雄記念岩名球場」に変わった。
このときは、条例を変える必要があり、議会にかけられた。

公的施設の名前を変えるにも条例変更が必要なのに、
公的施設をいち民間団体に優先使用させることについて
全く条例も変えず、運用基準という「内規」を都合よく拡大解釈して
ドヤ顔しているのだから、目もあてられない。

さらに重大なのは、地方自治法にも抵触している恐れがある。

【地方自治法244条2項】
普通地方公共団体は、条例で定める重要な公の施設のうち
条例で定める特に重要なものについて、これを廃止し、又は
条例で定める長期かつ独占的な利用をさせようとするときは
議会に置いて出席議員の三分の二以上の者の同意

得なければならない。


どっちに転んでも、岩名球技場をひとつの民間団体に優先利用
させるときには、議会に諮らなければならないのだ。

ACミランのような国際的なプロサッカーチームにゆかりのある
サッカースクールが佐倉にできることに異存はない。

だが、公的施設の利用の仕方が問題だと言っているのだ。

今でも佐倉市内には多くのサッカースクールがあり、
どこも練習場の確保に苦労していると聞いている。
あまりにも不平等ではないか。

ACミランの冠をかかげたサッカースクールは、すでに大分県由布市と
愛知県小牧市に開校している。
インターネットで調べると、月謝は通常のスクールより割高で、
ユニフォームも1式3万円と高価である。
結構、お金持ちの子弟しか入れないのではないか。

最後に、岩名球場の利用料金について聞いた。
すると、ACミラン・サッカースクールも通常料金とのこと。

予約は不平等で、料金は平等 ってことですかぁ…

質問が終わると、「おもしろかったー!」という声が!
最大会派の議員からは、「もうフタ押しすれば良かったのに」とか
「詰めが甘いなぁ」との叱咤激励が…(苦笑)

今夜は日本対ニュージーランド戦があった。
結果は4対2で日本の勝利。
ACミランに移籍した本田選手は2ゴールのうち2アシスト。
本当はシュートを決めてほしかったけど、どれもはずれた。

市長はACミラン・サッカースクールでまちおこしを狙って
いるけれど、見事シュートを決められるか???
今後も目を離せません。


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  1. 2014/03/05(水) 23:34:38|
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