大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

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子どもの積算被ばく量を年間1ミリシーベルトに!意見書攻防戦

本日、6月議会の最終日。

先週の木曜日、伊藤さんがブログに書いているけれど、文科省の許せない詐欺的行為が
判明した。

文科省は、福島の保護者の抗議を受けて、「年間20ミリシーベルト」としたとんでもない子どもの被ばく線量暫定基準を、「年間1ミリシーベルトをめざす」と厳しくしたので、「ああ、良かった」と胸をなでおろしていた。

ところが、6月24日に文科省が全国の学校へ配布した資料を見て愕然としたのだが、
この「年間1ミリシーベルト」の言葉の前に、なんと「学校において」という但し書きがくっついているのだ

学校内で1ミリシーベルト/年、じゃあ学校外では? 内部被ばくは?
全部足すとハンパな量じゃおまへんで。

これはいかん! 福島では鼻血が止まらない子どもも出てきているのだ。
で、急きょ、次のような意見書を作成。各会派に打診した。


子どもたちの積算被ばく量の上限を、年間1ミリシーベルトとすることを求める意見書

4月19日、文部科学省は、福島県の学校等の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の目安として、年20ミリシーベルトという基準を、福島県教育委員会や関係機関に通知した。この年20ミリシーベルトは、3.8マイクロシーベルト/時に相当する。この通知により、佐倉市も3.8マイクロシーベルト/時を、学校等での空間放射線量の暫定基準値としている。

 しかし、年20ミリシーベルト、3.8マイクロシーベルト/時は、労働基準法で18歳未満の作業を禁止している 「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)の約6倍に相当する線量であり、原発労働者が白血病を発症し労災認定を受けている線量にも匹敵する。このような基準を子どもに適用することは到底許されない。

文科省の通知に対し、福島県内の保護者が度重なる抗議行動を起こし、その結果、文科省は5月27日、「年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトを目安とし」としながらも、「今後できる限り、児童生徒等の受ける線量を減らしていくという基本に立って、今年度、学校において児童生徒等が受ける線量について、当面、1ミリシーベルトを目指す」と発表した。さらに文科省は、この発表を資料にして、6月24日付けで全国の教育委員会に配布した。
一歩前進したかのように見えるが、しかし、この「年間1ミリシーベルト」には「学校において」という但し書きがあり、学校外の被曝については全く考慮していない。また内部被ばくも一切入っていない。子どもたちの学校内での被ばくに、学校外での被ばく、および内部被ばくを累積すると、被ばく量は年間1ミリシーベルトをはるかに超えた数値になるものと思われる。

昨年3月、文科省が委託した財団法人放射線影響協会「原子力発電施設等放射線業務従業者等に係る疫学的調査」によると、累積した放射線量が10ミリシーベルトを超えたあたりから、がんによる死亡率が増えている。放射能に対する感受性は、子どもは大人の3~4倍とされているので、リスクは極めて高い。

以上のことから、政府においては以下の事項について、早急に実施するよう強く要望する。
                記
1. 子どもたちの積算被ばく量の上限を、内部被ばくも含めて、年間1ミリシーベルトとすること。

以上、地方自治法第九十九条の規定により、意見書を提出する。
平成二十三年七月四日
                                佐倉市議会
内閣総理大臣
文部科学大臣   宛


(引用終わり)

問題は、意見書の締め切りがとっくに過ぎていること。
しかし、ことは急を要する。
「急施の案件」という議会独特の言い回しの「切り札」が使えないものか。
で、今日の朝9時から開かれた代表者会議で、伊藤さんが粘りに粘ったが、
最大会派さくら会のN議員が露骨につぶしにかかってきた。
N議員は、「自分は放射能のことはよくわからんが」などと前置きしておきながら、
「心配しすぎるのはよくない。風評被害ですよ」などと公然とプレッシャーをかけてくる。
よくわからないのなら黙ってればいいのに。
自分の子どもや孫が鼻血を出していても平気な顔をしていられるのだろうか。

結局、締め切りを過ぎたからダメということになったが、この締め切りのルールこそを
見直さなければならないだろう。
時機を得た意見書を提出することこそが、議会の役目ではないか。
それを、締め切りを金科玉条にして門戸を狭めるなど、議会は自分で自分の首を締めていることになる。
N議員のワカランチン!

  1. 2011/07/04(月) 23:16:56|
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