大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

千葉県の許されない不祥事! 障害者の虐待死事件

12月14日(土)
昨日(13日)は久しぶりに県庁へ。
入江さんが委員をしている健康福祉常任委員会を傍聴した。

私は県議時代、この通称「ケンプク」に4年在籍した。
そのときの議会担当、通称「ギタン」だった中堅職員が
今や部長と並んで執行部席に座っている。
「へぇ~、彼にはずいぶん泣かされたけど」と正直複雑な境地だ。

それはともかく、本日の常任委員会は異例のスタートだった。
昨日発覚した許されざるおぞましい事件。

知的障害のある子どもたちが入所する千葉県袖ケ浦市の
県立「養育園」で、11月24日、19歳の男性入所者が男性職員から
腹を蹴られるという暴行を受け、翌日意識不明となり死亡。
この男性は他にも4人の職員から暴行を受けていたという。

合掌…

暴行は日ごろから日常的に行われており、しかも、死亡した
男性だけではなく、9人もの入所者に対して繰り返し行われていた。

私は午後から傍聴したので、午前に始まってすぐ部長以下が
この事件に関して謝罪した内容を聞くことはできなかったが、
午後からの質疑で大方のことが分かった。

なぜこのようなことが起きたのか

県の説明はこうである。
①職員のスキルが不足していた。
②虐待防止に対する意識が薄かった。
③施設長以上の管理者が現場に足を運んでおらず、
 現状を把握していなかった。

バカじゃないの?!

被害者は小腸に穴があくほど蹴られていたのだよ。
「寝ている人間のお腹を蹴る」ことがいいことなのか、悪いことなのか、
幼稚園の子どもだって分かることでしょ。

スキルとか、虐待防止への意識だとか、それ以前の問題でしょ!
大の大人に、「人のお腹を蹴ってはいけません」「虐待はいけません」
って、いちいち研修しなければいけないことなのか。
それほど、県庁職員っておバカなのか。

③に至っては言語道断!
鞭打ちの刑100万回を言い渡す!!!

千葉県庁は何回同じことを繰り返すのか。
ほんの4年前の不祥事を、もうお忘れか!

2009年に発覚した千葉県不正経理事件。
30億円以上もの公金が40年以上にわたり、業者とのプール金など、
組織ぐるみで不正に使われていた。
このとき、本庁だけではなく、県の外郭団体にも飛び火。
千葉県社会福祉事業団も、長年不正経理を行っていたことが発覚。
この社会福祉事業団の運営する施設のひとつが、
今回の虐待死事件の舞台となった「養育園」だ。

当時も今も、事業団など外郭団体のトップは県庁職員の天下り。
県庁を退職するときにたっぷり退職金をいただき、
天下り先でも年間1000万円もの報酬だ。
そして、ほとんど実績もないまま3年ほどで辞めていく。

今の社会福祉事業団の理事長も、県の消費者センター所長だった人で
今年3月退職して天下っている。

不正経理が発覚したときには、こうした構造を見直し、
外郭団体という閉鎖組織を風通しの良いものに改革し、
県の監査が行き届くようにと、決めたはずだったではないか。

のど元過ぎれば熱さ忘れる。
人の噂も75日。
県の辞書に「反省」という言葉はなし。

まあ、カジノのことしか頭にない森田知事のもとで、
人事や組織を変えるなんてめんどくさいことに手をつけるはずもないか。

さらに、救いようがないのが千葉県議会の自民党。
昨日の常任委員会に話は戻るが、
12月議会が終わったあとも常任委員会として調査を続けようと
いう提案を、ネットの入江さんや共産党の丸山さんが出した。

それに対し、猛然と反発したのが自民党のH議員。

「こういう障害者施設はほかにない。大切な施設だ。
だから閉鎖するような事態には絶対しちゃいかん。
今警察が捜査しているんだから、その結果を待てばよい。
常任委員会として報告書を受けるだけでよい」


お得意の
臭いものにフタ
ですか?

不正経理のときにも、自民党会派の活躍のおかげで、
大山鳴動、ねずみゼロひき
何も解決せぬまま、幕引きされた。

ともかく真相解明よりも、現状維持。
事態改善よりも、旧態保持。
人の命よりも、組織と人事。

県の自民党はそのまま国の自民党につながる。
県の構図はそのまま国の構図に重なる。

人の命よりも自分たちの体制維持に汲々とする人間たちが、
国や県の財布を握り、権限を濫用しているのだ。

入江さんが常任委員会で頑張っている姿を見るにつけ、
目の前の巨大組織にどう立ち向かっていけばいいのか、
相変わらず答えの出ない疑問に、
じっとうなだれる午後3時半だった。


  1. 2013/12/14(土) 16:32:50|
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