大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

おおいにおかしい、大飯原発。視察珍道中

(8月25日記)
8月22日、滋賀県大飯原発視察ツアーに伊藤さん、五十嵐さんと参加。

朝5時起き。
午前9時45分京都駅集合という過酷極まりない日程にあわせて、
京成で船橋、船橋からJRに乗り換え、
東京発午前7時20分の新幹線に乗る予定だった。

ところが、ユーカリ発6時3分の京成電車が
2つ目の駅の勝田台駅で動かなくなった。
えっ、
えっ、???

眠気も覚めて、呆然としていると、
「ただ今線路内に人が立ち入り…」というアナウンス。

こんな早朝から、線路内になんか立ち入るなよ、などと
のんきに思っている私に、伊藤さんが鋭い指令をかました。
「さ、降りよ!」

あわてて降りて、勝田台駅を走り抜け東葉高速鉄道へ。
すばやく次善策を思いついた伊藤さんに拍手しながらも、
「間に合うやろか?」

大手町に着いたのが7時10分。
新幹線乗り場までかなりある!
しかも、次なるアクシデント!
私のパスモが切れていて、大手町の改札を出られない!!!
ここで2分のロス。

このあと、キャリアバッグを転がしながら、ここ5年間で一番必死に走った。
必死のパッチである。
最後の難関、新幹線乗り場へのエスカレーターを駆け上がりながら、
耳には発車ベルが鳴り響くぅ!!!

もうだめか…

目の前にはまだ開いている新幹線のドア!
「待って! 待って!」と叫びながらドタドタとなだれ込む3人のおばさん。
ぽかんと口を開けている駅員のおじさん。

間に合った…
心臓が破裂しそうだし、足は動かないし、死ぬかと思った。

で、
京都駅9時45分のバスに堂々と間に合って
「どや顔」で乗り込んだ私たちに聞こえてきたツアコンIさんのアナウンス。

「鹿児島から参加の議員さんたちの伊丹空港からのバスが遅れており、
出発を30分のばしますぅ」

♪カァ(カラスの声)

というわけで、またもや前置きが長くなってしまったが、
大飯原発を見てきた、
というより、近くまで行ったというのが正解。

京都からおおい町までは2時間半以上かかる。
昼食は、またもやバスの中で弁当。
ここで思い出すのは、5月に行った女川原発。
険しいくねくねの山道を、暴れる弁当を抑え込みながら食べたっけ。
http://kurakurasakura.blog.fc2.com/?q=%E5%A5%B3%E5%B7%9D%E5%8E%9F%E7%99%BA

今回のお弁当はこれ↓
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道はあまり険しくなく、平穏無事に食べることができた。

窓から美しい若狭富士(青葉山)が見える。
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原発はリアス式海岸に建てられることが多いが、ここもそう。
美しい海岸線のあちこちに漁村が…
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漁村の方たちも最初は原発誘致に猛反対。
それを、札束と分断作戦で切り崩していった歴史は
大飯も女川も、日本中の原発立地で共通のはなしだ。

これも、共通のはなし。町の人口にしては豪華すぎるハコモノ↓
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そして、おなじみの「原発コマーシャル館」。
ここでは「エルガイア」という名前のしゃれたテーマ館。
入ってみると、展示ボードには、これまたおなじみの言葉が並ぶ。

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「放射線は自然界にいっぱいあるんだよぅ」
はい、はい。


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だけど、放射性物質はいっぱい出すんだよね。


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大飯原発でこれを言うかぁ!!!


__ (20)
福島では、汚染水が大量に漏れているんですけど…


夏休みだから、子ども連れがいっぱい来てる。
この子たち、こんなボードを見て大丈夫かな?
と、思いきや、ほとんどの子どもはボードを素通りして、
ゴージャスなゲーム館へ。
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カネかけてます。

そして、ゲーム館の入り口にありました! 
原発推進と言われているあの方…

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テツロ―が泣いている。
メ―テルも泣いている。
「銀河鉄道」の名前が泣いている。(by宮沢賢治)

さて、このあと大飯原発へと向かったのだが、
ゲートで立ち往生。
我々御一行様の素性が漏れているのか、
「一歩も立ち入りはならぬ!」
__ (7)

このゲート前では、昨年6月末から7月にかけて、
再稼働反対の座り込み、市民バリケードが行われた。
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大飯原発はおおい町と橋一本でつながる大島半島に立地している。
その青戸大橋がこれ↓
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(バスに乗ってると撮影不可能なので、田中隆作さんのブログから拝借)

片側1車線で非常に狭い。
原発事故が起きたら、島から避難するのも、陸から事故処理に向かうのも
極めてむずかしい。
しかも、築40年なので、耐震基準も満たしていない。
地震がきたら崩壊する可能性が高いという。

このあと、小浜市明通寺の住職、中嶌 哲演(なかじま・てつえん)さんの
お話を聞いた。
中嶌さんは1968年に小浜市に原発の誘致計画が立ち上がった際、
「原発設置反対小浜市民の会」を結成、事務局長を務めておられる。
以来40年に渡り、反原発の運動家として日本中で精力的に講演活動。
昨年3月25日〜31日、大飯原発再稼動に反対してハンガーストライキをなさった。

ご本人はすこぶる穏やか且つ謙虚な方で、割舌きわめて良し。
私の好きなタイプだ。

おおい町に原発を誘致するのも、再稼働するのも
立地しているおおい町だけで決めた。
しかし、原発の10キロ圏内には小浜市の住民の半数
16000人が住み、
20キロ圏内には全ての小浜市民が住んでいる。

それなのに、原発からの脱却を表明した小浜市議会の声は一切無視された。

この構図はおかしい、と中嶌さんは声を震わせた。
本当に、原発を巡る構図は全ておかしい。

色々貴重なお話を聞かせていただき、最後に記念撮影。
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このあと、夜は京都に戻り、コンビニの不当労働や劣悪環境を考える集会に出て、
その2次会へと、四条河原町を1キロ以上も歩いた。
この日、伊藤さんの万歩計は1万2000歩を突破。

灼熱の京都の夜、
大飯原発再稼働反対!と叫ぶ気力もなくし、
ついでに、お気に入りの扇子もなくしてしまった…

  1. 2013/08/25(日) 13:44:11|
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