大野ひろみのクラクラさくら

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DVD「9条を抱きしめて」 元米海兵隊員があぶりだす戦争の実態と平和の尊さ

昨日、ネットの「憲法プロジェクト」メンバーでDVD観賞会。

元米海兵隊員だったアレン・ネルソンさんのドキュメンタリー。
これがDVDのパッケージ↓
nelsonDVD.jpg


アレンさんは1947年、ニューヨーク・ブルックリン地区で
私生児として生まれた。
極貧、人種差別、喧嘩に明け暮れる日々。

18歳になったアレンは、ある日海兵隊にスカウトされる。

耳元でささやかれる甘い言葉
「海兵隊に入って手柄をたてれば、君はヒーローになれるよ」

それまでのうっ屈した人生をリセットできるかもしれない。

実際、海兵隊の新兵たちのほとんどが、貧困層出身だと言う。

アレンはベトナムへ送りこまれる。
「ベトナム人は人間ではない」
「何の感情も持たない野蛮な動物だ」などと
叩き込まれて、毎日殺戮を繰り返すうち、感覚はマヒし、
戦士ではない普通の村人を殺すことに、何のためらいもなくなる。

ところが、ある日、ある村の壕の中で、若いベトナム女性の出産に遭遇する。
敵であるアレンが目の前にいて、それまで怯えきっていた女性は、
苦しみながら赤ん坊を産み落とすと、ほほ笑みながら抱き上げる。

「自分もベトナム人も同じ命。母親が一生懸命生んでくれた存在だ」と
アレンは胸を打たれる。

ベトナムでのシーンは劇画で描かれる。
実写だと残酷すぎるからだろう。

アメリカに帰国したアレンは、凄まじいPTSD(戦争のトラウマ)に
10数年苦しむが、ベトナム戦争で自分が人を殺したこと、
戦争は大量殺人であり、「平和をつくる」ための戦争などありはしない
ことを伝えるために講演活動を始める。


来日したアレンは、英語で書かれた日本国憲法に大きな衝撃を受けた。
戦争放棄が明記された憲法9条である。

アレンは力説する。
「憲法9条は、核兵器よりも強い」
「日本だけでなく、アメリカにも9条があれば、
 どれだけ平和な世界に なっただろう」

いつの間にか、日本中、1000回以上も講演活動を重ねていた。

「憲法9条がみなさんの平和な暮らしを守ってきた。
今度はみなさんが、憲法9条を守らなければならない」

2009年、多発性骨髄腫により永眠。
ベトナム戦争時に浴びた枯葉剤が原因とされている。

以上のような内容が、50分の映像に収められている。

ご家族や友人と一緒に、ぜひ観てほしい作品だ。

1枚1000円。
収益金は全て、アレン・ネルソンのメッセージを伝える
平和活動に活用される。

近くの方はさくら・市民ネットワークでもお分けできるが、
遠い方は以下のところに注文を。

◆佐野明弘(石川県光せん坊住持)アレンさんの御墓がある、
 TEL/FAX 0761-74-0508
 メール kousenbou@live.jp

◆平塚淳次郎(アレンさんの通訳をなさっていた方)
 TEL/FAX 0797-72-7550
 メール hirasj@ybb.ne.jp



  1. 2013/08/17(土) 00:51:25|
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