大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

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敗戦の日、映画「少年H」が心に残る

今日8月15日は終戦記念日。

いや、正確には
敗戦記念日である。

あの戦争から早くも68年。
日本人の記憶の風化にあらがうように、心に残る映画がつくられた。

先日、大阪で観た映画
少年H

T0013264p.jpg


妹尾河童さんの自伝小説の映画化。
素直に感動した。

若い人にはぜひ見てもらいたい。
「戦争なんて、ろくなことはない」ことがようく分かるだろうから。


神戸市で洋服の仕立て屋の穏やかな父親と、
敬虔なクリスチャンであり、ちょっと口やかましい母親と、
可愛い妹。

主人公の少年「はじめ」は、ハイカラ好きの母親にイニシャルのHを
セーターに編み込まれたことから、友達に「エッチ」と呼ばれている。

少年Hと悪友たちが、海に潜ってタコを採り、
浜辺で焼いて食べているシーンにびっくりした。
当時は当たり前の光景だったのだろうか。
うらやましすぎる!

当時の神戸の街並みが美しく再現され、
一緒に観た母が、「大阪もあんなやったよ」と懐かしがっていた。

仕立て屋の父が、はじめを連れて、外国人のお得意さんを回る場面が
素晴らしい。
ていねいな寸法どりをする父は、ほとんど日本語しか話さないが
しっかりと相手とコミュニケーションをとっている。

「ええか、言葉がちごうても、気持ちが入っていたらどんな国の人とでも
心と心が通じるんよ」

柔らかな水谷豊(父盛夫)の神戸弁が耳に心地よい。

このお父さんの口にする言葉が、何気ないようで非常に深いところを
ついている。

日本が軍事国家としてどんどん戦争に突き進んでいき、
国民のほとんどが、「天皇陛下万歳」「お国のために命を捧げよ」と
叫んでいたあの時代。

ちょっとしたことでスパイ容疑をかけられた父親は、
特高(今の公安)により厳しい尋問、と言うより「拷問」を受ける。
無事に帰宅したが、けがをしている父を見て
不安と怒りで激しく動揺する息子に、父は強い口調でさとす。

「何を我慢しているか分かってたら、我慢できる。
この戦争はいつか終わる。そのときに、恥ずかしゅうない人間で
おらんといかんよ」

映画には、「恥ずかしい人間」がたくさん出てくる。

例えば主人公が進学した中学校の教官。
スケッチブックを持ち歩く主人公が気に入らず、こいつは非国民だとして
なぐる、なぐる。
news_large_shonenH_6183440.jpg


また、けったいなオッサンの二人組が、ユーモラスな会話で
戦争賛美や、大和魂を強調する。

これらの人々は、8月15日を境にころっと変身、いや変心。

「アメリカさんはたいしたもんやなぁ~」などと堂々とのたまうのだ。

まっすぐな瞳と心の主人公は、大人の変節が許せず、自殺まで図る。

その前に、神戸の空襲の場面は、本当にセットをまるごと燃やしたそうで、
かなりの迫力。

主人公が戦後、15歳で独立して家族のもとを去るという展開にも
びっくりした。
当時は中学校を卒業したら一人前だったのだ。
そう言えば、今も、生産年齢は「15歳から64歳まで」だった!

今日、8月15日は、私にとってもうひとつの
敗戦の日

久しぶりにロッテを応援しにマリンスタジアムに行ったのに…
首位楽天と2位ロッテの首位攻防戦だったのに…

3対1で負けてしまった

marinstudium.jpg

でも、こんな敗戦なら許せます。
今度は勝つぞ!







  1. 2013/08/15(木) 23:16:23|
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