大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

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女川原発の視察は難行苦行

グリーンテーブルの視察2日目。
いよいよ女川原発の視察だ。

石巻市のホテルからバスで女川町に入り、
女川湾に沿った道をくねくねと、40分ほど走る。
道はアップダウンが激しく、しかも急カーブが続く。

まず、女川原発PR館で、所持品はすべてロッカーに入れさせられる。
身分証明となる運転免許証だけしっかりと持って、東北電力の
バスに乗り換えて、いざ出発!

ここから一切、写真を撮っちゃあいけない。
悔しいけど、暴れても仕方がないので従順に従う。

原発の広大な敷地に到着。
52万坪という広さで、東京ドームの37個分にあたる。
ゲートの中に入る前に、ガードマンがバスの下を念入りにチェック。

バスを降りて説明会場である事務新館に。

女川原発全体図↓
image161.jpg

まあ、しかし、セキュリティの厳しいこと。
9.11以降、テロ対策として入場が厳しくなったということだが、
検問所が2か所あり、アリ一匹、ゴキブリ一匹通さない構えだ。

驚いたことに、この検問所を通過するときに、
実はこっそり体重を測られていた!
不届きものがナニかを持ちこんだり、逆に中のモノを持ちかえったりしないよう、
体重が変化していないかどうか調べているのだ。

女川原発は炉が3基あるが、3号機(82万5000KW)のタービン建屋に入った。
ここは原発が作った蒸気でタービンを回し、発電する場所だ。
広大な体育館のようなスペース。
3.11のとき、1分間で1600回も回転するタービンの羽根がこすれて壊れ
今はその巨大な羽根(1万枚!)が分解されて、並べられている。

福島第一は津波にやられたが、女川はなぜ無事だったか。
①津波の高さは約13メートルで、敷地の高さは14.8メートル。
 かろうじて助かった。
②いざというとき、海水で炉心を冷やすための「海水ポンプ」が
 14.8メートルの敷地内に掘られたピットの中にあった。
 福島第1など多くの原発では、「海水ポンプ」が海岸べりにあるため
 浸水してしまう。

今後、女川では、17メートルの防潮堤を29メートルにまで
かさ上げ工事をするという。
この工事を含め、フィルター設置など、原子力規制委員会が求めている
安全対策を実施するには、女川原発と東通原発(青森県)の二つで
1560億円かかるという。

このお金は全て東北電力の電気料金として上乗せされ、
消費者が払うことになる。

安全対策というのなら、ハイロにするのが一番だが…
どちらにしても、本当に原発は金食い虫だ!

気になるプルサーマルの問題を聞く。
MOX燃料の使用を、宮城県と女川町が許可したというのだ。
しかし、所長代理の説明では、3.11以後復旧するのが精いっぱい。
プルサーマルは振り出しに戻った。
エネルギー自給率4%という我が国では、プルサーマルも必要かと
思うが、ともかく国民的議論が必要だ、とのこと。
「もういらない」とは、口が裂けても言えないのだな。

再びPR館に戻り、記念撮影。
ああ、表現の自由!
__ (9)


視察を終え、またもや急峻な山道をバスで帰るわけだが、
今日は午後の日程がタイトなため、昼食はこのバスの中でコンビニ弁当。
bentouinbus.jpg

胃が口から飛び出そうになるアップダウンの車の中で、
曲芸のようにお弁当を食べる。
完食!

午後は女川町役場(仮設)で話を聞く。
・町は復旧期から基盤整備の時機に入った。
 1000年に一度のまちづくりが進んでいる。
・原発に関しては、反対する町民もいるが基本は共存共栄。
 電源交付金のこともあり、廃炉など考えていない。
 町は原発の固定資産税の税収により、16年連続の交付税不交付団体!
・山が迫っている狭い地形なので、山を切土して高台に住宅街を作る。

昨日の東松島市もそうだったが、自分たちも身内を津波で流された
被災者であるのに、行政マンとして不眠不休で働いたという話を聞くと、
原発に関しては異論があるけれど、やはりご苦労さまとしか言いようがない。

原発を国策として押しつけ、、
交付金や税収と言う「アメ」で町を翻弄してきた国に対して
あらためて怒りを覚えた。

帰りには、1年前に通ったガレキ街道を再び通る。
昨年の様子↓ 
女川ガレキ街道

今の様子↓
garekiroad.jpg

数100メートル続く道の両側に高く積まれていたガレキの山が、
今はすっかり撤去され、盛土されて新しく「公園」に生まれ変わろうとしている。

私たちはガレキの広域処理に反対していた。
1年経って、私たちの言い分のほうがやはり正しかったという結果が出ている。
ガレキの総量は当初の予定よりもかなり少なく、
1年も前倒しで全て処理が終わる見込み。

あろうことか、広域処理を受け入れた全国の自治体に払われた交付金
120億円のうち、
本当にガレキ処理をした自治体に払われたのはわずか10億円
残り110億円は、手だけ上げて
何にも処理しなかった自治体に
そのまま払われているという

税金ドロボーの自治体よ、恥を知れ!

壊滅的打撃を受けた女川町も、今回の視察で、
着実に復興への道を歩んでいることが分かった。
この上は、東松島市のように、再生可能エネルギーの町おこしなど
原発に頼らない未来を手に入れてほしい。
でないと、福島第一原発の事故の教訓から、
何も学ばなかったことになるのではないか?

仙台駅までのバスの2時間は、
ラジオのパーソナリティーもやっている世之介さんのおかげで
夜の日本史からAKB48まで、ストライクゾーンは100メートルという
幅の広いお話を楽しむことができた。

最後にひとつ、世之介さんのお話で一番おもしろかったのは
韓国の女優で
ハン・ジミンという名前の女性がいる!

  1. 2013/05/15(水) 23:24:57|
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