大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

3度目の被災地、東松島市に来ています。

今日、またもや東北に来ている。
4月から1ヶ月間で3度目の被災地。

民主党の良識派が主宰する「グリーンテーブル」の企画に参加させていただいた。
仕切るは宮城県議会議員のゆさみゆきさん。
元NHKアナウンサーなので活舌最高、元気一番、愛嬌底無し。
総勢12名での和気あいあいのバス旅行と相成った。

今日はまず東松島市を訪問。
市長の阿部秀保さん自ら、1時間半、市の取り組みを熱く語って下さった。
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東松島市は今回の大災害の前に、二度大きな地震を経験している。
1978年の宮城県沖地震と、2003年の東松島市中央部を震源とする大地震である。

この2回の大災害を経て、市は「災害廃棄物」の処分方法を学んだ。

今回、3・11では、その教訓が見事に生かされ、瓦礫の分別収集の徹底的実行となった。
ただ、今回は津波の犠牲者という特殊事情が発生、
行方不明者の捜索も重なり、瓦礫を丁寧に除去しなければならない事態となった。

阿部市長は瓦礫処理を広域に委ねることなく、
市民1、500人が従事する雇用創出の場とした。
うち、900人が震災で職を失い、家族まで失って仮設住宅で暮らしている人たちである。
その方々から市長はこのように言われたそうである。
「いつまでも悲しんでばかりいられない。
生かされた者として、生き延びた者として自立することが大事」
「がれきの山を見ると3・11を思い出す。早くかたづけたい」
「私たちでも復興の役にたってますよね」

少し涙ぐんでおっしゃる市長に、胸が熱くなった。

また、東松島市はなんと、昨年私と伊藤さんが訪れたデンマークロラン島と
技術提携を結んで、再生可能エネルギーによる街おこしに取り組んでいる。

メガソーラはもちろんのこと、例の藻イノベーションにも果敢に挑戦している。
海の藻を使った「ブルーバイオマス」など、今後の展開が期待できる。
ただ、このところつくば市などで藻イノベーションに関する不協和音を
聞いていたので、「費用対効果など今後の課題はいかがですか?」と
市長に聞いてみたが、あまり具体的な答えは返ってこなかった。
ちょっと「道遠し」?

ともかく市民に対する説明責任と情報の徹底公開を力説する市長。
3・11のときは市庁舎に1ヶ月以上留まり、直接陣頭指揮。
1日3回はマイクを握って市民へ現状報告。
津波被災地域の高台移転に際しては、
自ら市民と膝を交えて話し合い、一人一人の事情を十分踏まえて
全員の納得いく移転にこぎつけた。

心からの拍手を贈って、我ら3人と記念撮影。
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これは全員集合写真
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市役所をあとにして、津波被害の大きかった野蒜地区へ。
ここは昨年、がれきの視察のときにも最初に立ち寄り、
隣の松島市と比べてなんという惨状と、
言葉を失った地である。

今は瓦礫もほとんど片付けられ、
波が静かに打ち寄せていた。
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このあと、今夜の宿泊地、石巻を目指してバスで移動したが、
途中津波対策の「堤防かさ上げ工事」が延々と続いていた。
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あまりにも大きな自然の力に、
「対策」などあるのかと自問自答しながら、
それでも「やるべきこと」を懸命にこなしている人々の言葉の重さに心を揺さぶられ、
今回も来て良かったと、心から思った。
その思いは、夜の懇親会で、仙台市のラジオ・パーソナリティの世之介さんをはじめとする
多彩な参加者と酒を飲み交わす場で、
ますます強くなった。

しかし、東北の酒はうまい!!!

  1. 2013/05/14(火) 23:00:38|
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