大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

10回目のドイツ・デンマーク視察報告会。つくばネットでの大波乱!

連休最後の本日、伊藤さんとつくば市に向かって車を走らせる。
行楽? 
NON!
つくばネットから「ドイツ・デンマーク視察報告」の出前注文が来たのである。
なんと、今回で10回目!
「トシ&ヒロ」コンビは今日も絶好調!
…とはいかず、いささかの苦杯をなめた。

報告会はいつも、前半が伊藤さんの「ハンブルク編」で、
後半が私の「デンマーク・ロラン島編」。

伊藤さんの発表が順調に終わり、さて私の番。
いつもの通り進んで行き、最初の「山場」である藻イノベーション
さし掛かった。
いつもなら、「藻からオイルが採れるんですよ」と言うと、
へー!というブログの「拍手」、フェイスブックの「いいね」に
匹敵するような反応が返ってくる。

ところが今日は無反応、と言うか
それが、ナニか的雰囲気。
むむむと思いながら、なおも進めようとすると
「モーさんは実用化できてないんですよね」と鋭い指摘の声が!

そうだ、ここはつくば市。
モーさん(藻)の研究では草分け的な自治体である。

今日、資料として用意した2013年1月4日の東京新聞の記事にも、
筑波大学の渡辺信教授の
藻からバイオ燃料開発、
日本が「産油国」に?

とある。

ところが、つくば市民にはどうもこの渡辺教授が信用されていないフシが
あると、本日は知った次第。
この上は、渡辺教授に是が非でもがんばってもらって、
「モーさんは使えるヤツなんだぜー」と堂々と発表できるようになりたい。

ここは何とか切り抜けてホッとしたのも、つかのま、
今度は小型風力発電でつまづいた。

従来の巨大な水平型(扇風機型)ではなく、小型の垂直型が
日本の気候風土には合っていると、ロラン島で散々聞かされ、
これを報告会で言うと、必ず絶賛の嵐、とまではいかなくとも
「うなづきおじさん、おばさん」が激増してきた。

ところが、今日はまたもや、聴衆からは
それがナニか的オーラがとんでくる。

そこでハタと気がついた。
つくば市民はすでに、小型風力発電で苦い目にあわされていたのだ。

2004年環境省がモデル事業としてつくば市内23の小中学校に小型風力発電設備を設置した。
補助金は5億円、総事業費は7億5千万円!
ところがお立会い、2006年に、これらの小型風車がほとんど発電していないことが
市民団体の調査で判明した。

つくば市は事業を始めるにあたって早稲田大学にコンサルティングを依頼。
その結果、早稲田大学と深い関わりのあるベンチャー企業が選ばれたということで、
市は早大を訴えた…

小中学校に設置された小型風車は発電もできないタダの
鉄くずとなり
その後取り外されてしまったという。

でもねー、
失敗の原因は小型風車にあるのではなく、適切な場所に設置しなかった
計画の杜撰さにあるのではないだろうか。

国と早大と市が、あまりにも安易な調査と無計画なやり方で進めた結果、
このプロジェクトは破たんしたと言える。

そのようにつくばネットの人たちも言うので、
ともかく現場を見てみたいと、報告会が終わってから
現場の一つであるA小学校に案内してもらった。

すると、
ありました!
校舎の隅に残骸が…

IMG_0325.jpg
赤い矢印が今も残る鉄塔。
この上にかつてはこのような風車がつけられていた。
ds2.jpg

もうひとつの小学校にも運動場の隅っこに建てられていた。

両方とも、ほとんど風が殺されてしまう隅っこだ。
こんなところに建てるとは、よっぽどのバ○か、マ○ケだ。
これでは大失敗も仕方があるまい。

近くの巨大ショッピングモールに小型垂直型の風車があると聞き、
帰り道に寄ってみた。
これです↓
windinmall.jpg
青い矢印が風車で、赤い矢印が太陽光パネル。
両方の発電でライトを点けているようだ。

この程度では「小型垂直型風力発電」の前途も怪しいものだが、
以前佐倉市内でこの風車の実証実験をやっていた方の弁では、
150万円の予算で、3メートルの風でも回る4kwhの風車が作れると
いうことだった。↓(これは実験用で1kwh)
図1


ともかく、風車のことは風任せでなく、
風を読み、風に乗り、有力なエネルギー源として調査していきたい。

色々教えられることの多かった今日の報告会、
呼んでくださったつくばネットの永井さんはじめ、
メンバーの皆様にはお世話になりました。
ありがとうございました。





  1. 2013/05/06(月) 23:53:50|
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