大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

被災者から「希望の光」と言われる法律、【子ども・被災者支援法】

昨日と今日、二日連続で永田町の参議院議員会館に。
ああ、しんど~。
でも、二日とも期待以上の濃密な集会だった。

まず昨日は、
原発事故子ども・被災者支援法」に基づく
施策の早期実現を求める院内集会


原発事故子ども・被災者支援法の正式名称は
東京電力原子力事故により被災した子どもを
はじめとする住民等の生活を守り支えるための
被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律


なが~い! 
まるでジュゲムジュゲムの世界だ。

しかしこの法律、昨年、超党派の議員たちが親身になって
作り上げ、全会派一致で成立した議員立法なのである。
結構、リキが入った泣かせる法律なのである。

どこが泣かせるかというと、
◆被曝した人が、避難するか、残るか
どちらを選んだ場合でも、国が支援する。
避難する権利」、「居住する権利」、「帰還する権利
それぞれを認める。
つまり、「自己決定権」を認めている画期的な法律なのだ。

◆放射線が人の健康に及ぼす危険について、科学的に十分
解明されていないことを前提に、健康被害を未然に防止する観点から、
被災した子どもの生涯にわたる健康診断や、妊婦や胎児を含めた
医療費の減免措置を定めた


だが、悲しいかな、この素敵な法律は本で言えば目次だけ。
方向性を書いてあるだけで、具体的な施策はなし。
あとは、法律にもとづいた具体的な「基本方針」が
1日も早くできるのを、被災者はじめ多くの人が心待ちにしていた。

私が事務局をやっている全国の地方議員の組織「福島原発震災情報連絡センター」
でも、被災者によりそった使える基本方針の策定を求めて
国会集会を重ねてきた。

あと一歩というところで、
あああ、
政権交代勃発!

基本方針策定は振り出しに戻り、自民党は当初予算も付けないらしい。

それで、政府に蹴りを入れるため、昨日の院内集会となった次第。

主催者側の「市民会議」の皆さんが、連日積極的に国会議員のもとを
訪れ、参加を呼び掛けた成果か、大勢の国会議員も出席した。
特筆すべきは、議員が超党派で作ったというだけあって、
発言する議員の誰もが、いつもの「票ねらい」の作り笑いではなく、
心から被災地に想いを馳せ、また故郷を追われた人々の苦しみや、
子どもを持つお母さんたちの悩み深い日々のことを語ったことだ。

特に、緑の風の谷岡郁子氏の万感の思いがこもった力強い発言が
印象的だった。
自民党の森まさ子議員も、原発事故直後、まだメディアが入っていない
南相馬市に入り、動画を流し続けた。これが原発事故最初の動画だったそうだ。
「放射能汚染された海水が引かない中、
竿で行方不明の子どもを探している親の姿など、
とてもカメラを向けられなかった」と涙ぐみながら、
そしてちょっと東北訛りの優しい口調で切々と語った。

こうした議員の想いとは裏腹に、被災者を取り巻く環境は悪化し続けている。

昨年の12月28日。
福島県は、借り上げ住宅の新規受け入れを突如終了した。
また、県外に避難している妻子に夫が会いに行く時、
とても助かっていた高速道路料金補助も打ち切られた。

県内では、避難する人と残る人の分断が起きていて、
避難した人は「福島を捨てた」と後ろ指をさされ、
残っている人は毎日放射能の不安を抱え暮らさなければならない。

福島から山梨県に避難している若いお母さん方が、
復興庁の水野参事官に「支援法」を早く具体化するよう要請書を提出。
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水野氏は元船橋市の副市長だった人。
ちょっとそっけない対応で肩すかし。
紫の君は福島瑞穂さんです。

お母さんのひとりが、「この支援法は私たちの希望です」と
涙ぐみながら訴えた。
これまで、住民から「希望だ」と言われた法律があったろうか。
肝に銘じよ、水野参事官、そして自民党政府よ。

また、この法律は何も福島県民だけを対象にしているのではない。
どんな場合対象地域になるのか、まだ具体的に示されていないが、
外部被ばく、内部被ばくを合わせて年間1ミリシーベルトを超える
地域を対象地域にするべきと、私たちは訴えている。

千葉県も入ってくる!!!

東葛地域を筆頭に、わが佐倉市も十分資格がある。
すでに、子どもたちの体に異変が生じ始めている。
甲状腺がんや、心臓異常など、重大な危機が広がり始めている。

民主党栃木県選出の田代議員が
「つい最近、福島県境の地域で、6歳の女の子に初潮があったと
聞いた」と発言し、ショックを受けた。

集会に引き続き、「子ども・被災者支援法」推進議員連盟の発足集会。
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マイクを握っているのは、議員連盟の副会長に就任した
千葉1区の田嶋要議員。見直したぞ。
もちろん、我らが大河原雅子参議院議員も集会に引き続き出席。

日ごろ「???」な維新の会やみんなの党も、
支援法に関してはいいことを言う議員がいるもんだ。
千葉13区の椎木議員(維新)は、年末の衆院選で、白井市の柴田圭子さんが
送った支援法アンケートを読み、「この問題に目覚めた」ということで
なんだか嬉しくなる。

全員が口を揃えて言ったことは
ともかく子どもたちを守りたい!
そのために支援法の具体的推進を!

最後に、吉野ひろゆきさんという市民団体の人が言った言葉を紹介する。

子どもは未来だという人が多い。
しかし、子どもは未来ではなく、現在生きている私たちの仲間。
子どもたちの現在をどうするか、大人が考えていかなくてはならない


福島原発震災情報連絡センターでも、支援法を推進するフォーラムを
2月14日午後2時から、参議院議員会館で行う。
詳細は以下のURLをクリックして、チラシをご覧ください。
https://dl.dropbox.com/u/87855227/kodomosienhou.PDF.pdf

  1. 2013/01/23(水) 23:57:12|
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