大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

佐倉市のおかしな、おかしなシリーズ第2弾。市役所の耐震診断

世間は衆議院選挙でかまびすしいが、
市議会真っ最中なので、身動きとれず。

さて、12月5日に行った議会質問の報告第2弾!

危ない市庁舎は耐震補強か、建て替えか?!
昭和46年に建てられた佐倉市役所の本庁舎。
あの、黒川紀章氏が設計したことで有名である。
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この名物建築も築後40年以上経ち、老朽化が激しい。
今年3月に出た耐震診断の結果は、安全基準とされる数値「0.6」
よりもかなり低い「0.39」と出てしまった。

しかし、この結果を素直に受け入れられない事情が判明!

耐震診断をやったのが、この建物を設計した黒川事務所。
しかも、随意契約での耐震診断料が3380万円

何社も入って競争入札すれば値段を安く下げることができる。
これが一般競争入札
しかし、随意契約とは、「意のままの」契約という字面からも
分かるとおり、1社だけとの「なあなあ」契約。

「(そろばんをはじきながら)ま、こんなとこでどうでっしゃろ?」
「ふむ、越後屋、おぬしもワルよのぅ~」

てなことにはまさかなるまいが、それに近いケースも多々起きている。
したがって、随意契約は法的にも厳しく規制されている。

佐倉市の言い分。
「この市庁舎は特別な設計による特殊な構造物なので、
設計した黒川事務所でしか耐震診断ができない。
よって黒川事務所と随意契約をした」

これをヒロミ語に翻訳するとこうなる。
自分で作った建物を自分で診断する。
第3者が入らないから、独りよがりの数字を出しても分かりにくい。
おまけに随意契約だから、言い値には「いいね!」。
値切り交渉はやらないよ。


で、3380万円!
この値段が高いか安いか、という話になるが、
もちろん、値切り競争をしていないから高い。

3380万円は、写真の建物(本庁舎)だけでなく、周辺の市役所施設を
全部合わせた料金。
本庁舎のみだと、6,278㎡で888万円。

で、実は近隣市の情報を入手した。
佐倉と同じような6,000㎡の市役所庁舎を耐震診断したA市。
ご丁寧に2回やったそうだが、2回分で、な、なんと
200万円ですんだ
3社による競争入札だったので、ここまで下がった。

さて、耐震診断だけでも納得のいかない点がいっぱいの佐倉市庁舎。
今、建て替えか、補強工事だけですますか、庁内で検討会議を
開いているが、ここもつっこみどころ満載。
次回に続く。お楽しみに。

  1. 2012/12/10(月) 23:09:41|
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