大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

佐倉市のおかしな、おかしな管理職手当

ちょっと遅くなったけど、市議会の質問(12月5日)の報告です。

今回のメインは、佐倉市のとてもおかしな管理職手当。
闇給与の疑いさえある。

ことの発端は、議案説明。

議会前には、市当局から議会に提出される「議案」の説明を
会派ごとに受ける。
いつも、最大会派から始まって、我ら少数会派はそのあと、
「説明会をやってください」と言わない限りやってもらえない。

で、今回も議会が始まる10日前に「議案説明」を受けたのだが、
あとで入ってきた噂によると、私たちが説明を受けた条例案は14件
だったが、最初は15件あったとのこと。

しょっぱなの最大会派での説明のときに、ある条例案が
「なんだ、それは!」と諸氏の不興を買い、執行部があわてて
その条例案を取り下げたというからお立会い。
私の頭の中のアラームが鳴り響いた!

首尾よく手に入れた「幻の条例案」。
そこに書かれていたこととはーーー
(分かりやすくフツ―の言葉に翻訳)

一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
市政に関する様々な課題に迅速、戦略的かつ一元的(縦割りでなく
部局横断的に)にとりかかるために、市長をサポートする
トップマネジメントとして、部長職の上位に(仮称)経営戦略統括官
という職を設け、その管理職手当として、給料表に新しく
8級をつくる。(今は7級までしかない)


つまり、これから少子高齢化が急速に進む佐倉市では税収が減るなど
台所がますますピンチになっていくので、
国からやってきた副市長をはじめ、理事や部長たちが集まって
佐倉市強靭化計画のプロジェクトチームを作って仕事をしてもらう。
そのためには、今の管理職手当では少ないので、上乗せしましょう。
というもの。

で、「一般職職員の給与に関する条例」を見てみた。
そこには、
職員の昇給に関し必要な事項は、市長が規則で定めるとある。

なので、今度は「規則」をみた。
そこには、級ごとの支給額が表になって載っている。
現在の最高級7級では、
部長、会計管理者、室長が72,000円
理事や危機管理監などが62,400円

で、驚いたのがその表の下についている備考。
こう書いてある。

理事のうち、市長が特に必要と認める職員の管理職手当は、
この表の額にかかわらず、市長が別に定める

えー、えー、えー!
公務員の給与に関することは、全て条例と規則で定めることになっている。
地方自治法、地方公務員法にはっきりと書いてある。
なのに、この「備考」はなんなんだ。
市長裁量で、勝手に上乗せできるってことじゃないの。
第一、公務員の給与に関することを「備考」なんかで決めていいのか。
一体いくら払ってんだ?!

というわけで、この件に関し、急きょ質問をした次第。
担当部長は「事前に通告を受けていないのでお答えできません」
とつっぱねたが、ことは重大。市長の政治姿勢にかかわることだ。
重ねて答弁を求めたら、なんとかここまで聞けた。

Q:この「備考」はいつできたのか?
A:今年4月から。
Q:該当例はあるのか?
A:あります。
Q:いくら上乗せしたのか?
A:今すぐには分かりません。
  大野議員は上乗せとおっしゃるが、条例に基づいた範囲内で
  適正な処理である。

(ここで解説)
今回のように、市当局は困った場合、数字をすぐ出さない。
質問が終了した直後に、「先ほど保留していた数字が分かったので
お答えします」と答える次第。
こちらはすでに質疑を終了しているので、それに対し何も質問も
反論もできない仕組みになっている。ずるーい!

で、案のじょう、私の持ち時間が切れたのを見計らって
「先ほどの保留していた件について、答弁します」ときた。

その主旨は「給与条例に基づいて、その範囲内で管理職手当を
支給している」というもの。
支給額は101,200円
規則よりかなり高い。

残念ながら、これ以上は書けない。
企業秘密なので…
国の総務省や県にも確かめている。
2月議会で更に追及する。
こうご期待!


  1. 2012/12/08(土) 23:55:55|
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