大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

民主主義が問われている! 解散直後の市民ネットの熱きシンポ

このところ、イベントが立て込んでいて、おまけにもうすぐ議会。
ブログが滞り、申し訳ありません。

ビッグイベント、「市民ネットワーク千葉県20周年記念シンポ」が
11月17日無事終了!

雨にも関わらず、大勢の方が幕張メッセに駆けつけてくださり、
シンポジストの熱い議論に会場は大いに沸いた。
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左から、コーディネーターの山本友子(市原市・県議)、秋葉忠利元広島市長、
上原公子元国立市長、山口二郎北海道大学教授。

テーマは「市民力で動かす政治 ~私たちは何を選択するのか~]

前日(16日)に衆議院が解散したばかり。
一騎当千のシンポジストが3人も集まり、国政の話題も含め、
会場は寝る間も、トイレに行く暇もなく、終始熱い議論に耳を傾けた。

3人のシンポジストの発言からそれぞれ記憶に残った部分を。

秋葉忠利さん(元広島市長)
人類が発祥したときに世界は暴力的だった。
最初の人類アダムとイブの子どもがカインとアベル。カインがアベルを殺す。
実に、人類の4分の1が殺されたのだ。

現在は戦争や紛争で殺される人は全人類の1%以下。
平和のトレンドを作ってきたのは市民一人一人の努力による。
それを力に変えていくのが多様性と寛容。それを一つの座標として考えていく。

世界は変貌しつつある。
国という枠組みから、都市という枠組みへ。
国は軍隊を持つが、都市は軍隊を持っていない
専門家が牛耳る社会から、市民が意見をいう社会へ。
支配という枠組みから、パートナーシップという枠組みへ。

民主主義とは何か。「平和を実現するための制度」である。
民主主義イコール平和。王政の国は戦争を繰り返してきた。
だから民主主義の国を作るのだ。
日本国憲法が果たす役目は大きい。

上原公子さん(元国立市長
憲法は暮らしを守る道具だ。
憲法25条は生存権、26条は教育を受ける権利。27条は労働の権利。
今の福島はすべてをなくしている。保証されていない。
被曝で命と健康を脅かされ、故郷を追われている。子どもたちは
外で運動も自由にできず、室内での学習を強いられている。仕事もない。
補償金が一人月十万円。家族4人で月40万円、働けばもらえないから働かない。
家庭がうまくいかなくなり離婚するケースが多い。何が幸せなのか。

地域にあった資源を使ってエネルギー政策を作るべき。
自治体がやるとほとんど失敗するので、多摩市のような市民ファンドを作ればいい。
市民が自ら選択していく。地域で面倒をみる。
事業として地域産業を起こしていけば、雇用も生まれる。

山口二郎さん(北海道大学教授)
民主主義と言うものは単に多数決で決めることではない。
橋下のやっているように、ターゲットを作って攻撃することでもない。
民主主義とは何か。公共的なことをみんなで議論して決めていくこと。
しかし、議論するということに、みんな飽きて来た。
決められないことにフラストレーションがたまってきた。
まだるっこしいけどれ、議論することに耐えなければならない。

今度の選挙では、最優先の争点は原発と平和。
TPPや消費税も大事だが、命には代えられない。
第3局も超保守勢力で、自民もだめ、民主もダメ。
誰を選ぶかは、「より少ない悪」を選ばざるをえない。(!)

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山本友子が見事な仕切りを見せたが、いかんせん、粒ぞろいの
三人にとっては喋り足りない時間配分だったと思う。

最後に秋葉さんが「最近の若者はいいですよ」と、素敵なフレーズを紹介してくれた。
なんと、ロックバンド「9mm Parabellum Bullet」(拳銃用弾薬のこと)が
歌う曲「ワンダーランド」の一節。

♪ つぎはぎだらけの世界地図。国境は歴史の傷口で、治す薬を作りたい。

原発は傷口を悪化させる最たるもの。
皆さん、今度の衆議院選挙、「命」と「経済」のどちらを優先させているかを
基準に選びませんか?



  1. 2012/11/21(水) 10:37:40|
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