大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

八ツ場ダムを忘れないで! ひどいことになってますよ。

みなさーーーん!
原発の陰に隠れて、八ツ場ダム問題が忘れられがちですが、
とんでもないことになっています。
原発同様、推進派の好き放題、官僚によるアリバイ作りが
露骨に行われています。
どうか今一度、八ツ場ダム問題に関心を持ってくださーーーい!!!

八ツ場ダムは現在、民主党のだらしなさによって、
建設再開が決まってしまった。
しかし、民主党の中の良心派(川内博氏など)が土俵際でがんばって、
利根川水系河川整備計画を作るまでは、八ツ場ダムは作らない
という取り決めになっいるので、その河川整備計画を審議するために、有識者会議が立ちあがったという次第。
しかし、この有識者会議がひどい! 典型的なアリバイづくりの会議だと指摘されている。 
というわけで、
10月16日、はるばると日本青年館で開かれた有識者会議を傍聴しに出かけた。

ずらりと10数人並んでいる人々のほとんどはチョーチン持ちの御用学者。
極めつけは座長を務める関東学院大名誉教授の宮村忠氏。
ただ座っているだけ。
議事進行をやるわけでもなく、ただ腕組みをしているだけ。
その分、単なる事務局でしかないはずの国交省がしゃしゃり出てくる。
冒頭、こう言い放ったのだ。
この場は何かを決める場ではありません。単に意見を聞きおく場です

委員の中には少なくとも3人の良識派がいることに、まだしも救われる。
以下の3人だ。

大熊 孝 (新潟大名誉教授)
関 良基 (拓殖大学准教授)
野呂 法夫(東京新聞特別報道部次長)

大熊先生は、国交省の出してきた資料のうち、「とんでもない地図」を発見。
昭和22年のカスリン台風で、利根川上流があふれ出したという地図だ。
これが今日、八ツ場ダムを作る根拠になっている。
これである↓
氾濫図
 
大熊さんは現地に行って調査した。
すると、地図で「氾濫した」とされている場所が小高い丘だったり、
到底ありえない場所だったりすることが分かった。
現地の住民に話を聞いてみると、今から60年以上前の台風だがよく覚えている人もいて、
「ここは氾濫なんか、なかったよ」という証言をあちこちで得た。

これを踏まえ、大熊さんは有識者会議で国交省の役人に対し、
「こんなデタラメな地図を会議の資料として出すとは何事だ。
実際に現地に行ってみたのか」と厳しくただした。

しかし、国交省、まともに答えることはなく、
「古い地図なので、縦横を今の実寸に合わせました」などと
見当違いの答弁を繰り返すだけ。本当に白々しい!!!

関さんは、御用学者の意見は現実を踏まえておらず、
現地の地質や森林の成長によって、今はカスリーン台風のときほど
降った雨がそのまま川に流れ込むことはないと、きっちりと発言。

野呂さんも援護射撃を的確に放ってくれた。

この3人さえいなければ、スムースに河川整備計画を作り、
来年度の予算策定に間に合わせて八ツ場ダム建設費を計上できたろうに。
国交省がホゾを噛んでいる様子が目に浮かぶ。

どうやら会議はこのまま強制的に打ち切られ、ダム建設再開へと急ぐ気配だ。
結局は国交省官僚の思惑どおり、ことは運んでいくのか…
原発ムラしかり、ダムムラしかり。

しかし、ウソをついてまで(氾濫図)ダムを作りたいのか。
すれ違い答弁でウソをごまかしていた国交省の役人さん、
あなたにも子どもがいるでしょう?
その子には「ウソをついちゃ、いけないよ」と教えているんでしょう?





  1. 2012/10/18(木) 23:23:29|
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