大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

原発だけではない! この国の不幸、国民健康保険

原発のことだけではなく、医者にかかれない人が増えているという
悲劇が拡大していることを知ってください!

皆さんは健康保険に入ってますか?
会社員の人は組合保険、公務員の人は共済保険、そして、自営業や農林水産業
パートや非正規社員のほとんどが国民健康保険に入っている。

私たち議員も国民健康保険だ。

この国民健康保険制度は、日本が誇る「国民皆保険制度」の中核、
憲法25条の「生存権」を保障するものとして、生活保護と共に
日本のセーフティネットを支えてきた。

ところが、国民健康保険が今、大変な事態になっている。
組合保険や共済保険では、「親」である会社や自治体が保険料の半分を負担してくれるが、
国民健康保険はそれがない。
30数年前までは国からの補助金が50%を占めていたが、
今や20%くらいにまで減ってしまった。

財源もないし、構成する被保険者も低所得層が多い。
必然、保険料がバカ高い。

例えば、年間所得200万円の40代夫婦で子どもが2人いる家庭だと、
年間に払う保険料が佐倉市の場合、
31万2600円

年間所得の16%ですよ!

で、公務員(共済保険)を調べたら、31~32万円の保険料を払っている人の年間所得は、
700万円
いかに、国民健康保険が過酷な制度になってしまっているかがおわかりだろう。

家族4人で所得200万円なんて、もう食べていくだけで大変な状況だと思う。
国民健康保険税を払えない市民が出てきても不思議ではない。
(注:佐倉市では国民健康保険ではなく国民健康保険としている)

保険税を払わないとどうなるか。
「特別な事情がない場合」1年以上滞納すると
資格証明書が発行される。

これって、別の保険証が発行されると勘違いするかもしれないが、
ちゃう!ちゃう!
保険証取り上げと同じこと。

つまり、お医者さんにかかったら窓口でかかった費用の10割を払わなくてはならない。
あとで返してくれることになっているが、
ともかくお医者に行けばお金がかかるので、資格証明書を発行されたら
お医者に行かない人がほとんどだ。

一昨年、佐倉市はこの資格証明書を643件も発行している。
このうち、所得200万円以下の家庭が、な、な、なんと
187件も含まれている!!!

確かに高額所得であるのに国保税を踏み倒す不逞の輩もいる。

しかし、多くの人が
払いたくても払えない
状況であることも事実だ。
そんな人から保険証を奪って、医者にもかかれないようにするとは
なんて非情な政治だ。

あさって、国民健康保険の質問をする。
マイケル・ムーアの映画がもはや日本でも現実世界になりつつあるのだ。
少しでも医者にかかれない人を減らせるように、
非力な自分を痛感しながら、
泣きたい気持ちを抑えながら、
それでも質問をする。






  1. 2012/09/04(火) 22:14:23|
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