大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

「秘密保全法」成立まぢか?

8月2日、午後から船橋で財政研究会。
暑さと「お勉強」で頭がウニとクラゲ状態になるが、勇猛果敢に伊藤さんと夜6時からの「秘密保全法」学習会に参加するため東京へ。

日弁連主催のこの学習会。
タイトルは「秘密保全法 ー 原発事故が起きたら?市民の安全を守れるかー」

なぜ急遽この学習会に参加したかというと、今の延長国会で「秘密保全法」が上程されることが確実だという情報がとびこんできたからだ。
上程されればアウト!
民主と自民で120%採択されてしまう。

だがしかし、
今日の学習会にきていた国会議員はわずか3人。
民主党の辻恵氏、共産党の塩川哲也氏、そして声だけ異常にデカイ柳田何とか氏である。
国会議員のほとんどはこの法律の中身さえ知らないで採決に臨むのだ、と今日のコーディネーターである海渡雄一氏は嘆いていた。

後半のシンポジウムでは、朝日新聞で「プロメテウスの罠」を連載している木村英明さんの話が面白かった。
木村さんは実名にこだわって取材をしている。そのきっかけが面白い。
とある官僚の取材をした時に、ICレコーダーで終わったばかりの取材内容を読み上げて確認し始めたら、その官僚は突如ビビり始めた。
「私の名前を出すのか。レコーダを止めてくれ。本当のことを言うから!」木村さんは、(今までのは嘘だったのか)と愕然としたという。
実名で公表されると困るから、かえって本当のことをしゃべる。
ならば、あくまでも実名主義に拘泥して取材してやろうじゃないか、となった次第。

スピーディーをめぐる話では、福島原発事故直後、外務省は菅総理に知らせるより前に、米軍にはいとも簡単にメールで知らせている。
こうした事実をコツコツと実名取材して「プロメテウスの罠」は完成した。

ところが、「秘密保全法」が通ってしまうと、ガラリと変わってしまう。
取材する対象が「特定秘密」に指定されているかどうかもわからない。まして、それが理由だとして取材先に取材を拒否されても確かめる術もない。
私たちは最早、「プロメテウスの罠」のような優れたノンフィクションを読むことはできなくなるのである。
隠したい輩は何でも勝手に隠すことができるのである。

緻密で綿密なリポートは、それだけで面白い。しかもその中の思わぬところから、凄い真実が曝け出されたりする。
まさに「細部に神は宿る」のである。

フリージャーナリストの木野龍逸脱さんも登場。
木野さんは東電の株主総会で、国民の税金が多額に投入され、しかもこんな大事故を起こした企業のなのだから、当然総会の内容を国民に知らせるベキだと考え、外部にインターネット配信をした。
そのことを咎められ、現在東電の記者会見には立入禁止となっている。
なんの権利があって、東電は情報を隠蔽するのか。
最近も、事故直後の現場のテレビ会議の記録を「見せぬ、見せない」で物議をかもしているが、事故を起こした当事者としての責任感がまるで欠如している。

やはり、秘密保全法は、東電や原子力ムラの住民を守る法律だ。
こんな法律を成立させないよう、今からでも遅くないから、地元の国会議員に文書やFAXで働きかけるしかない。

ああ、ボロクソ国会のせいで、夏休みが消えていくぅーーー


写真はシンポジウムの模様。左端が木村さん。


  1. 2012/08/03(金) 14:22:54|
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