大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

震災ガレキ処理に1兆2000億円!奈須りえさん学習会

5月13日(日)千葉市メディアエッグで、震災ガレキ広域処理問題の
学習会が開かれた。

講師はおなじみ、東京都生活者ネット・大田区議の奈須りえさん
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奈須さん
は、ガレキを受け入れる側の地方自治体議員として、
勇猛果敢・積極的に発言し続けている。

本日も、実に理路整然で分かりやすいお話だった。

特に印象的だったのは財政面での話。

皆さんは震災ガレキの広域処理に、一体いかほどの税金が使われるか、ご存じだろうか?

なんと、なんと、推計 1兆2000億円
千葉県の年間予算が約1兆6000億円だから、いかに巨額の経費がかかるかおわかりだろう。

なぜ、こんなに高いのか。
答えは簡単。
広域処理だからである。
遠くに運ぶからである。
トラック輸送にがっぽり取られるからである。

経費の37%が輸送代。
だからダンプ業界は震災特需ということらしい。やれやれ。

ちなみに、阪神大震災のときの処理単価は、1トンあたり約2万2000円

今度の震災では???
岩手県 1トンあたり約6万3000円
宮城県 1トンあたり約5万円

阪神大震災のときよりも3倍の値上がりだ。
兵庫県では自区内処理が進み、遠くまで運ぶ必要があまりなかったことが
安くついた原因だ。

そしてこの1兆2000億円のガレキ処理費は誰がもつのか。
来年までは全額国負担。
再来年からは、95%が国負担、残り5%が被災地負担となっている。

5%と言っても、600億円
佐倉市の年間予算423億円よりはるかに多い。
これを被災地は、10年償還で起債(借金)するわけだが、ここでお立会い。

ふと思い出すのが、2月議会に出された復興増税と称する住民税年間1000円の増額。
この復興増税、2年後より始まり、10年続く予定。
なんか、不思議にガレキ処理費と一致するではないか。

裏にどんなカラクリがあるのか分からないが、国のやることは今、
非常に不透明で、信用ならないから全てがダーティに見える。

奈須さんは怒りを持ってこう指摘する。
被災地できれいに分別された木材チップは、東京に運ばれたあと
わざわざ大量のプラスチックなどのゴミと混ぜられ、燃やされるのである。
木材チップは地元でいくらでも有効な利用ができるだろうに。

お金をかけ、手間をかけ、最後にグチャグチャにして燃やす。

なんでこんな無駄なことをするのか。

答えは簡単。
どっかの誰かが儲かるから

ガレキを全国で受け入れようという「日本人の絆」キャンペーンに使われたお金は
なんと、なんと、約39億円。
これだけあれば、現地の漁業や農業支援がどんだけ進むか。

東北支援というのなら、1兆2000億円を生活再建に使おうよ。
日本人の絆というのなら、「分ければ資源、燃やせば有害物質」という事実を
みんなで共有しようよ。




  1. 2012/05/14(月) 00:27:34|
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