大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

東海村に行ってきました。第二も廃炉に!

4月25日、「東海原発」バスツアーに参加。

東海村には原子力施設が林立している。
そのひとつ、核燃料加工施設JCOの臨界事故はいまだ記憶に新しい。

JCOからわずか130メートルのところで自動車部品工場を経営
していた大泉さん夫妻は、1999年9月30日、臨界事故により
大量の放射線(中性子線等)を浴びた。

この事故で、作業員2人が死亡、1人が重傷、そして大泉さん夫妻
はじめ667人の村民が被曝。
大泉さん夫妻は下痢や動機、体が鉛のように重くなるなどの
症状に苦しみ続け、夫の昭一さんは昨年2月、82歳で亡くなった。

塀の向こうがJCOの工場。今は閉鎖されている。
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同じ撮影地点から180度振り返ると大泉さんの元工場がある。
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何年も前、大泉さんの講演を聞く機会があった。
体調が悪いと言いながら、「被曝と健康状態は因果関係がない」と
する政府、それを追認するふがいないマスコミにに対し、。
「この事故を風化させれば必ず同じような事故が起きる」と
全身全霊でおっしゃっていた。

残念ながら、更なる過酷事故が起きてしまったのだ…

このあと、
原発施設には必ずある「原子力ってこんなに便利!」を
これでもかと見せつけるテーマ館(名前忘れた)に到着。

すぐさまトイレに駆け込み、そのあとみんなのいる方へ行くと、
皆さん神妙な顔をして立っている。
その前に、役人らしき人物が3人ほど、これまた神妙な顔をして立っている。

「えっ、何事?」ときょろきょろしていたら、
日本原子力発電株式会社と東海第二発電所所長に対し、
申し入れ書を渡した直後だという。
しまった! トイレは我慢するんだった。

申し入れは次の2項目。

①東海第二発電所を再稼働させないこと。
②東海第二発電所を廃炉にすること。

さて、その東海原発。
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左の建屋が第2発電所(原発)。
現在停止中だが、3.11のときは地震で外部電源喪失。
更に大津波でディーゼル電源3台のうち1台喪失。
原子炉内の熱除去能力は半減!
発生する蒸気で高まる圧力を下げるために、逃し弁を開いて蒸気を
格納容器の下部にあるサプレっションプールに逃さなければならない。
3日後までに、この作業を170回も繰り返し、やっとこさっとこ
冷温停止状態になった。
まさに、危機一髪! 
背筋が凍るとはこのことだ。

右隣の黒い建屋は第一発電所(原発)。
廃炉が決まっており、当初、2017年までの17年間で
廃炉にする予定だったが、工事が遅れに遅れ、3年延長。
2020年に解体撤去を完了させるとしている。

おかしかったのは敷地内の旗。
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「火の用心」って?
なんだか、とってもシュール。

このあと、東海村議の相沢一正さんからいろいろ話を聞く。
今年1月に村議選があったが、相沢さんは前回より表を伸ばして
堂々の3位当選。
しかし、住民の3分の1が原発にかかわる東海村。
トップ当選は原発メーカーからの立候補者。
続く2位は核燃サイクルの人間だったとか。

お話を聞くネットの4人。(田中、山本、大野、伊藤)
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バスの中で。左の「今どき労組」くん、切れちゃった。
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きさらづネットの田中さん、手作りのマスクとドイツ土産の「原発NO!」棒。
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東海第一は廃炉への作業中だが、廃棄物をどこへ持っていくか
全く決まっておらず、今は敷地内に保管しているという。

廃棄物の始末もできずに施設を作る。
まさに「トイレのないマンション」を作るようなもの。
カネに目がくらみ、後先考えずに恐ろしい技術に手を出した挙句、
手前のお尻の始末さえできないのだ。

東海村の中で、すごく目立つ大きな看板に
「原子力平和利用推進」「核兵器廃絶」と書かれてあった。
まるっきり矛盾することを並べて平気な神経が分からん。

で、その真横に建っている看板には
「暴走族追放宣言の村」だって。
「原子力ムラの暴走」も追放してもらいたい。



  1. 2012/04/26(木) 23:33:54|
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