大野ひろみのクラクラさくら

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チェルノブイリの経験から学ぶフクシマ

4月10日(火)水道橋のたんぽぽ舎

市民ネットワーク千葉県の政策調査室の同僚、吉沢弘志さんが
講師をつとめる学習会に参加した。

タイトル
長期化する放射能汚染とどう向き合うか
~チェルノブイリの経験から


吉沢さんはチェルノブイリ事故直後から現地に何度も入り、
子どもたちの日本への保養活動などに取り組んできた。
その時の経験や、チェルノブイリ事故から得られたデータなどを
詳細に分析し、そこから得られた教訓をフクシマ事故にどう
生かせるか、実に分かりやすい語り口での学習会だった。

チェルノブイリとフクシマの大きな違いの一つは、
チェルノブイリでは、爆発のあと大量の放射性物質が放出されたが、
ソ連政府はヘリを飛ばして空から土砂をかぶせ、フタをしてしまった。
駆り出された兵士や消防士などは大量にひばくしたが、
ともかく、最初の大規模な放射能放出は10日間で止められた。

それに比べ、フクシマは今も毎時1000万ベクレルが漏れ続けている。
この数字は東電発表だから、実際はもっと多いに違いない。
また、高濃度の汚染水が海へ大量に排出され続けていることも大問題だ。

豊富な図表もたくさん映し出されたが、ショックだったのは
空間線量が下がっても、野菜や魚に含まれるセシウム量はほとんど下がらない。
当初予想の100倍も残留すると、英国ネイチャー誌が発表していることだ。
吉沢さんからもらった図表。↓
野菜、魚のセシウムは当初予想の100倍
チェルノブイリ事故の直後は、サカナ(緑の矢印)も植物(赤の矢印)も、
含まれるセシウムは、時間と比例して直線的に減っていくと思われていた。
しかし、結果は、4~5年後からは減るどころか、ずっと横ばいである。

また、甲状腺がんは放射性ヨウ素が原因とされるが、事故後10年経っても
発病する子どもが後を絶たない。ヨウ素は半減期が9.1日だから通常はありえない。
実はセシウムも甲状腺にたまるということが判明したのだ。
セシウムと臓器のグラフ
グラフからは、子どもがいかに大人よりも影響を受けやすいかわかる。

そのセシウムについて、推進派は「からだに取りこんでも何日かたてば
体外に排出されるから大丈夫」などとオタメゴカシを言うが、とんでもない。
毎日10ベクレルずつ取りこんでいくと、排出量が追いつかなくなり、
どんどん体内に溜まっていくのだ。
下の図は、天下のICRPが作成したグラフである。
図1
図で「1000ベクレル」というのは、囚人に一度に1000ベクレルのセシウムを
摂取させ(滅茶苦茶な人体実験だ!)、そのあとずっと尿検査をして含有量を
測定したのだとか。
その場合よりも、毎日1ベクレルとか、10ベクレルずつ摂取したほうが
はるかに体内残存量は多くなる。

だから、毎日の食材からはできるだけ放射性物質を摂取しないほうがよい。

もし取りこんだ場合はどうするか?
このブログでも何度も書いたが、食べ物が重要なポイントになる。
放射線で傷ついたDNAが起こした細胞変異を修復するのが酵素

この酵素は特定のミネラルと結びついたときに本領発揮。
大いに活性化してくれちゃうのだ。
そのえらいミネラルとは…
◆亜鉛:豆類に豊富に含まれる。
◆バナデート:最強のミネラルだとか。ワカメやヒジキなど海藻に含まれる。
◆フィトケミカル:植物の持つミネラル
  (紫外線によるDNA破壊も被害甚大。動けない植物は紫外線を防ぐ
   ことができないので、自ら強力なミネラルを出して対抗している!)

要するに、ミソ、醤油などの発酵食品や、海藻をたくさん使う和食が
やっぱり、きっちり、最強のアンチ放射能チャンピオンだということだ。


  1. 2012/04/11(水) 00:36:33|
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