大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

佐倉市にナゼ副市長が二人必要なのか?

今議会の代表質問では多岐にわたる質問をしたが、
傍聴席の注目を集めたのは、何といっても
副市長二人制度についてだろう。

「副市長を二人に」という案件、蕨市長が突然言い出した。
議会質問で、「あまりに唐突ではないか」と質したら、
「佐倉市の十年先を考えて」という答えが返ってきた。

なぜ、17万6千人の佐倉市に、
副市長が突如二人必要なのか?


市長の提案理由
(青字は私の意見)
事務量が増え続けている。
 今年地方分権一括法で、
 数百の事務が県から市に下りてきたが、それに
 伴う財源がほとんど見込めない。
 副市長一人ではとてもさばけないので、市長を
 サポートする副市長がもう一人どうしてもほしい。

(大野意見)
実は、これまで国から県に下りていた「事務に伴う交付金」は、
そのまま、県から市におりてくる。決してタダ働きをしろ
ということではない。また、「事務が増えたから副市長を」と
いう論理はすり替え。忙しいのは、職員を削減してきたことに
原因がある。


②企業誘致を進める!
 今は佐倉市の財政は安定しているが、10年後には大変な
 ことになる。
 ・高齢者福祉は毎年50億円の財源不足。
 ・道路の整備に100~140億円かかる。
 ・下水道整備に毎年30~40億円。
 高齢化により退職する市民が増大。市民税収入は激減する。
 だから、企業誘致!
 優良企業をひっぱってくるには、今の市職員ではできない。
 だから、国から役人を呼んでくる!
 (国交省の40代官僚?)

(大野意見)
これから税収が減ることは確か。財源確保対策は必須。
しかし、企業を誘致すれば金がザクザクくるという
市長の考えはおかしい。
固定資産税と都市計画税、法人市民税など合わせても、
最大級の企業が来たところで、せいぜい年間2~3億円。
しかも、企業誘致助成制度では、操業開始から
5年間は固定資産税と都市計画税はチャラ。ゼロ円。
本社を呼んでくると、7年間はタダ。

これから道路整備や下水整備に金がかかるというのなら、
中長期の財政計画をきちんと建て、アセットマネジメントなど
あらゆる方策を実施すべき。
佐倉市が持っている歴史的文化遺産をもっと上手に
アピールする方法を考え、観光客を増やすこと。
(城下町としての魅力をつぶすようなことばかり
 やってきたではないか!)


③国と強力なパイプを作る。
優秀な企業を呼んできたり、新たな産業振興や
農業振興を進めるには、国から役人を呼んでくるのが
一番近道。国とのパイプをしっかりと造り、話を進める。
市や県からの人間だけじゃあ、太刀打ちできない。

(大野意見)
市長は「地方主権」を何と考えているのか。
国とのパイプなど、わずか一人の中堅官僚を呼んで
きたところで、何ほどのものか。
副市長としての報酬は年間1400万円。
これにつられる国交省役人は、やはり40代だろうから、
数年後には佐倉市から国に戻る。
心情としては、国が第一、佐倉市のことは第二に
ならざるを得ない。
国だよりの市長の姿勢からは、毅然としたトップとしての
心意気が感じられない。
そして、何よりも、市の優秀な職員の「やる気」を
そぐのではないか。
市長自らが「市の人間じゃできませんよ」などと
言ってはおしまいじゃないか。


************

本議会と、昨日開かれた総務常任委員会で
市長に対しいろいろ質問をした結果、上のような結論に
達した。
市長の提案理由はあまりにも根拠不十分。
国から役人をひっぱってきたら、全てがバラ色???

これまで職員を200人削減し、非常勤だらけにした。
その挙句に年収1400万円の副市長をもう一人?

これまで結構堅実な市政運営をしてきた市長が、
突然の「殿、ご乱心!」としか思えない。
その裏に何があるのか、ないのか、
これからもしっかりと目を見据えていかなくてはならない。

  1. 2011/12/13(火) 22:37:59|
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