大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

大阪の選挙結果は、ヒトラー再臨前夜か…

大阪生まれ、大阪育ちの私が、今回の大阪ダブル選挙に無関心で
おられるわけがない。
なんてったって、ハシスト橋本氏は大嫌い。

ダムや原発に懐疑的なところを割り引いても、学校教育に強引に
手を突っ込もうとするやり方、人の意見を聞かない強権主義、
そしてお涙ちょうだいで人心を操るこざかしさ、などなどが
どうにもこうにも許しがたい。

だが、大阪人、週刊誌が橋本氏を叩けば叩くほど、かえって
「かわいそやないか、応援したるで」となるのだ。

しかも民主も自民もダメダメの今、見かけだけでも威勢がよく、
「大阪都構想」を掲げて是か非かと二者択一を有権者に迫る
分かりやすさ。

あれっ? これって、まるっきり、小泉純一郎氏の郵政選挙だ。

っと思ったのは私ひとりではなく、小さな大新聞日刊ゲンダイが
ちゃんと記事にしていた。少し長い引用だが、最後の森田実さんの
言葉、「ヒットラー」が恐ろしい現実性を伴って迫ってくるので、
どうぞ最後までお読みください。

日刊ゲンダイ11月29日号
 橋下圧勝で巨大新党現実味
  大阪選挙結果は国政に重大な影響
   市長も知事もハシズム圧勝と今後の政局
  
民主野田政権は崩壊。民主党も自民党も分裂し年内か
  来春までに政界再編の大騒動が起きるだろう

  これは大阪から始まる戦後体制の維新になるのか
  専門筋はどう見たか


 夜8時の開票と同時に「橋下コンビ圧勝」のフラッシュが流れた
大阪ダブル選挙。もう少し混戦だろうと投票結果を眺めていた全国
の人は拍子抜けだが、それだけに余計に既成政党のだらしなさ、不
人気が際立った。

 政府高官は「一地方選挙だ」と、野田政権への直接の影響を否定
した。そんなことはない。強がりだ。2大政党を否定した大阪ダブ
ル選挙の結果が、国政を大きく揺さぶるのは間違いないところだ。

 政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「大阪市長選では、民主党が自民党、共産党と相乗りで、橋下氏に
対抗した。それが完膚なきまでにやられてしまった。この影響は大
きいですよ。ちょうど今、中央政界では新党騒ぎが起きています。
亀井国民新党代表に石原都知事、さらに橋下氏が手を組み、それに
民主党内の小沢グループが流れ込むというものですが、この動きに
はずみをつけたのは確実です」

 TPP、消費税増税をめぐって民主党内は半々に分裂状態だ。と
いって反対派は党を割って出て新党を結成するまでの踏ん張りはつ
いていない。それが大阪ダブル選挙で一気に加速の流れなのだ。

●大同小異の巨大新党誕生か

 有馬晴海氏が続ける。
「今回の選挙で示された自民はイヤ、民主もダメの思いは全国の有
権者が持っている。でも、その受け皿がなかった。みんなの党だけ
では迫力不足だった。そんなところに大阪維新の会が圧勝し、道筋
をつけた。橋下氏は自分がやりたい改革をやるには国政を巻き込む
必要があると考えているので、次の総選挙では大阪の全区に独自候
補を立てるでしょう。選挙区を持っていない民主党の比例区議員が
そこへなだれ込む。そうなると全国各地で同じ動きが起きる。同時
に中央の新党志向の人たちに、みんなの党や舛添元厚労相、鳩山邦
夫元法相といった人たちも合流していく。どんどん膨らんで巨大な
動きになり、永田町に地殻変動が起きておかしくないのです」

 自民党だって巻き込まれていく。政治評論家の浅川博忠氏は別の
見方だが、こう語る。
「橋下氏が直ちに政界再編の台風の目になるかどうかは疑問ですが、
既成政党がザワザワしてきたのは間違いありません。これだけ非民
主・非自民の民意を見せつけられると、誰だってこのままの2大政
党が安泰とは考えないでしょう。来年夏の解散・総選挙が予想され
る中で、たぶん、その前から民主党も自民党も分裂騒動が始まる。
TPP、消費税、さらに憲法改正問題をめぐって2大政党がガラガ
ラポンの状態になっていくとみています」

 野田首相は来年3月に消費税増税を閣議決定する予定だ。予算の
成立の問題もからむ。来春に向けて政局は大激動期に入ったのだ。

   -----------------------------------------

 それにしても、民主党や自民党など、既成政党のこの嫌われよう
は何なのか。共産党までが反橋下陣営に馳せ参じて束になってかか
っても、大阪市長選では橋下候補の7割しか得票できなかった。
「大阪は絶望感とニヒリズムが充満し、橋下氏のような“荒っぽい
ぶっ壊し屋”を受容する土壌が十分にできあがっていました」と語
るのは、政治評論家の森田実氏だ。森田氏は関西テレビのニュース
番組でコメンテーターを務め、週に1回は必ず大阪を訪れている。

「大阪は長引く不況で、経済は完全に勢いを失っています。生活保
護受給者は全国最多で、失業率も高止まりです。政治に対する不満
やイラ立ちは拡大し、いくら既成政党が橋下氏の政治手法の危うさ
を叫んでも、『この最悪の状況をつくったのは、アンタらだ』とい
う意識が勝っている。府民の目に既成政党は現状維持派にしか映ら
ない。もうウンザリのところに、破壊者が現れ、府民は一気になび
いたのです」

 不況に喘(あえ)ぐ大阪は全国の半歩先を行っているだけ。「破
壊者」を甘受する姿は、日本全体の明日の姿でもある。

 国政を見れば、民主党や自民党は消費税増税にTPPと、官僚や
米国の思うがまま、言いなりだ。公明党も含めて、だらしない政治が
生み出すのは、日本経済全体の大阪化だ。
深刻な不況が日本を包み、庶民生活には負担増が重くのしかかる。
既成政党に向けた国民の不満や閉塞感を取り込む形で、
橋下のような新興勢力の勢いは増すばかり。
大阪から始まった既成政党打破の動きは間違いなく全国に拡大して
いくだろう。

●ヒトラーを担いだドイツと酷似

 ただ、それが国民にとって「希望の道」かといえば、微妙だ。ハ
ッキリ言って「危険」と紙一重である。前出の森田実氏もこう警鐘
を鳴らすのだ。

「橋下氏の応援に、東京都の石原慎太郎知事が駆けつけたのが象徴
的です。国民は、橋下氏や石原氏のような独裁を自認するファシス
トを選ぶのか、ひたすら現状を維持したい既成政党を選ぶのか、不
幸な選択肢しかない。そこには大衆の視点に立って、国民生活を守
る勢力は存在しません。ましてや自民にも民主にも、橋下氏の力を
借りられれば自分の選挙に有利になると考えている議員が何人もい
ます。今の日本は、戦前のドイツ国民がヒトラーを担ぎ出した政治
状況に極めて近づいています


 橋下は選挙中、「日本の政治には独裁が必要」「日本の首相は公
選制に変わるべきだ」と連呼してきた。その橋下が“悲願”を達成
させた時に、この国はどうなってしまうのか。日本の政治は民主主
義の終焉の瀬戸際まで来てしまっているのだ。

以上引用終わり

  1. 2011/11/29(火) 00:51:06|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:(-)|
  4. コメント:(-)
| ホーム |