大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

千葉県、ようやく放射能対策に本腰?中腰?弱腰?

放射能汚染について、千葉県の対応が遅すぎる。
佐倉市は9月に独自の放射能暫定基準値を設けるまで、
ずっと、「国、県の動向を見て…」を繰り返してきた。
で、8月末に国が動いたら、すかさず市も走り出したというわけだ。

ここで完全に取り残されたのが千葉県
放射能対策にしてもほとんど「様子見」のまま。

何度もこのブログで指摘してきた役に立たない「地域防災計画」に関しても、
千葉県の計画見直しは、なんと、来年の秋!
尻尾を踏まれたら、「痛っ!」と感じるまで7秒もかかる恐竜のようだ。
あまりにもドンカン、あかん、いかん。

と、思っていたら、今朝の朝刊に千葉県が
「原発対応の窓口一本化」という記事が載った。

放射性物質への対応を強化し、放射線対策の総合調整を担う
「原発事故対応・復旧復興室」を新設するという。

しかし、この総合調整というのがよく分からない。
そこで森田知事の記者会見の議事録を読んでみた。

わお、相変わらずの森田ワールドである!

記者とのやりとりは以下のとおり。

記者:新しい「原発事故対応・復旧復興室」ですが、具体的な業務として
何を行うのでしょうか」

知事:それは、復旧・復興と大変幅広になっていますよね。言うなれば、
被災された人たち、被災された現場、それから国との交渉において、
いかにそういう人たちを守っていくか、また、液状化も含め、どのようにして、
これから液状化に対してやっていくかと、そういうものは全部含まれます。

記者:そういう抽象的な総論ではなくて、具体的に例えばこれをやるとか、
何か一つ二つ具体的な業務内容を上げていただきたいのですが。

知事:例えば、液状化、この間、記者さんも十分に聞いておわかりだと
思いますけど、まず私がやったのは、言うなれば県単独の支援を2年、3年
延ばすだとか、それだけでいいのか。じゃない。それと同時に、今度は国に
行って、この液状化に対して、もっと再建支援法の中に組み入れてくれとか、
細かく言うと、そういうことも含めているんですね。


記者とのやりとりが、まるでかみ合っていない。
原発事故と液状化をいっしょくたにしている。

また、気になる県立学校(高校や特別支援校)の放射能だが、結構高いと
いう測定結果が出て、記者が知事に切り込んだ。
すると・・・

記者:県立学校の校庭の空間放射線量の測定結果について発表がありまして、
4校あって、0.5メートルの高さではかった放射線量が0.25マイクロシーベルト、
0.27マイクロシーベルト、0.18マイクロシーベルト、0.33マイクロシーベルトと
高い数値を示しております。
船橋市ですとか、多くの市では0.3マイクロシーベルト以上を除染の対象として
おりますが、千葉県としては高い放射線量、例えば0.3マイクロですとか、
それぐらい以上出たところに対して、現時点で除染をするお考えは
ないのでしょうか。

知事:これは、おのおの考えでおやりになっているところもありますが、
県としては、まず今、県立の学校も含めてしっかり調査をやっていかなければ
ならないと思います。そして、除染をも含めて、これは必要な、言うならば、
国が現在のところ示している基準において問題が出てきたときにおいては、
もちろんこれはやっていかなければならないと考えております。


調査をして0.3マイクロシーベルト以上が出たと言っているのに、
何をいまさら「しっかり調査をやる」だと? 
後半は解釈不能。
除染するのか、しないのか、と詰め寄られているのに、相変わらず
アサッテの方を向いていらっしゃる。

記者とのやりとりでもう一つ明らかになったことは、
この記者会見の前日に、県内の市長との意見交換会があり、
その場で松戸市長が「放射線対策の窓口を一本化してほしい」と要望したというのだ。
この記者はさらに知事に食い下がった。

「昨日、市民の代表として市長がああいう公開の場で問い合わせているのに、
なぜ、あの場では具体的なお話は何もなくて、翌日の今日発表なのか」


これに対する知事、森田節がさく裂した。

「これは、どういう人にやってもらうか。まず、その人にも了解を得なきゃいけない。
任命もしなきゃいけない。そういうものをぴちっと終えないと、こういうのは、
かえって混乱を招きますから、その辺、理解していただきたいと思います」


そうか、恐竜は7秒だったが、千葉県は1日かかるのか。


  1. 2011/10/29(土) 00:25:35|
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