大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

議会質問雑感、タミフルよりヨウ素剤でしょ!

10月まで続いたのに8月議会とはこれいかに?
今回の議会は猛暑で始まり、台風の洗礼を受け、
朝晩の冷え込みの中で終わるという長期戦だった。

質問を終わった日、ある傍聴者の方から、「あれ、よく見つけましたねぇ」と
言われた。

その「あれ」とは、
コネティカット州原子力発電所非常事態対策ガイド である。

議場でも実物を紹介したが、20ページ足らずの小さな冊子。
以前にもこのブログで書いたが、もう一度… しつこい?

この小冊子は、
アメリカはコネティカット州にある二つの原子力発電所の周辺に住む住民に配られた。
内容は、
原子力発電所の非常事態とはどんなものか、
避難指示が出た場合、どのように行動するか、
避難時3日分の持ち出し必需品リスト(ペットは盲導犬以外ダメ、など具体的)
子どもが学校や保育園に行っている場合は?
など。

最後のページには、病気や障がいがあったり、高齢者など
手助けを必要とする人が届け出をする切り抜き用紙まで用意されている。
まさに、かゆいところに手の届く、手作り感漂う冊子だ。

残念ながら佐倉市は、「佐倉市には原発がないので作る気はない」とにべもない
返事だったが、原発は予想外の距離で放射能雲をもたらす。
佐倉近辺の国道や高速道路を、核燃料や廃棄物などを満載した輸送車が
走っているのは周知の事実。交通事故が絶対起きないという保証はない。
東海村だって、佐倉から90キロ。
浜岡原発が事故を起こせば、千葉県を含む首都圏はアウトだと言われている。

ついでに言えば、千葉県はヨウ素剤の備蓄を早急に始めるべきだ。

千葉県歯、新型インフルエンザ対策としてタミフルをこれまで
114万3千人分、23億7282万6700円も購入している。

県議の山本友子のブログから。

 H18年度  24万8千人分  5億6194万円
 H19年度  24万8千人分  5億8590万円
 H21年度  21万6千人分  4億1640万4800円
 H22年度  21万6千人分  4億2706万4400円
 H23年度  21万5千人分  3億8151万7500円
(合計)    114万3千人分 23億7282万6700円

で、これだけ貯め込んで、今までどれくらい使ったのかと聞いたら、
なんと、今年旭市で避難所にいる人260人に配っただけ。

しかも消費期限が5年とかで、これから順次廃棄されていくのだ。
もっとも、これじゃあんまりだというので、消費期限が7年に延長された。
ともかく、税金が毎年ドブに捨てられて行くのである。

このお金を、ヨウ素剤の備蓄に振り替えればいいのに、と心より思う。
新型インフルエンザよりも、放射能の方が数万倍恐ろしい。
とくに子どもたちのことを考えると、早急に、タミフルからヨウ素剤への転換を望む。

話が横にそれたが、冒頭のコネティカット州の小冊子を日本に紹介したのは
小金井市の市民団体「小金井市に放射能測定室を作った会

25年前のチェルノブイリの事故のあと、食材の放射能を測定しようと市民が立ちあがった。
小金井市の委託を受けて測定室を立ち上げるまで、市や議会とのやりとりなど
手に汗握る様子がホームページの中で紹介されている。

小冊子を送っていただいた小金井市のFさん(測定室を立ち上げた一人)とも
知り合えたことが大きな収穫ともなった。

議会質問での収穫は、何も市からいい答弁を引き出すことだけではない。
質問作成の過程でいろんな人と知り合い、情報を深めていくことも、また
大きな収穫である。

  1. 2011/10/06(木) 13:22:16|
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