大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

低レベル被曝の実態を隠したがる低レベルの政治家

これまで「低線量(低レベル)被ばく」の医学的データは世界中にない」
とされてきた。
広島、長崎、それに続く世界中の核実験、そしてチェルノブイリ…

瞬時に高レベルの被曝をすれば、急性症状が出て、短時間のうちに人は死ぬ。
原因と結果は直接的に結びつく。

しかし、低レベルの被曝では、肥田舜太郎さんが指摘するように、当時も今も医学的データは
ほとんどなく、長期間病に苦しんでも、たいていは「原因不明」とされてしまっている。

今回の福島原発の事故でも、だから、政府は「ただちに影響はない」と繰り返してきたのだ。
これは、実は、「ただちに影響があるかどうか、データはない」ということなのだけれど。

ところが、ものすごい新事実が8月1日の国会で、自民党の古川議員からなされている。
実は立派な低レベル被曝の調査データが日本にあるというのだ。

それは、文科省の委託を受けた財団法人放射線影響協会がつくった
「原子力発電施設等 放射線業務従事者等に係る疫学的調査(第IV調査)平成17年度~平成21年度」
という、原発施設で働く人たちの追跡調査である。

22万7000人を対象にしたというから、正真正銘世界に通用する医学的データである。

しかし、なぜ政府はこれを握りつぶしているのか。
答えは簡単、低レベルでの被曝で発がん率が1.04倍になることがはっきりと分かるからだ。

古川議員は医学博士でもあり、入手したこの追跡調査を分析して、そのことが分かったという。

これ以降は、ネタ元の「週刊SPA!」8月26日号の神足祐司さんのコラムを読んでほしい。

中で面白かったのは、平成22年度の調査には、放射線をたくさん浴びた作業員は、
喫煙と飲酒量が多いという馬鹿げたグラフがあるそうな。
これって、8月に行った市川市の放医研の講演会でも聞いた話だ。
(本ブログ 8月21日号参照)

ははは、やっぱり放医研もグルだったんだな。

神足さんの記事を読めば、福島の子どもたちが強いられてきた年間20ミリシーベルトという
とんでもない高線量が、将来どんな恐ろしい事態を招くか、
また、政府がそれを知っていて、平気で知らんぷりをしているという宇宙一の無責任ぶりを
遺憾なく発揮しているおぞましい場面を読むことができる。

古川議員は国会で、被災地域の約20万人のうち3割、6万人もの人がガンで亡くなると
断言した。
そして、その補償をどうするんだ、と海江田経産大臣に詰め寄った。
すると、海江田氏はこう答えたというのだ。

訴えてください

海江田さんよ、あんたは、ダチョウ倶楽部の上島か!?


  1. 2011/09/20(火) 22:52:58|
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