大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

決算委員会、こんなのでイインカイ?

佐倉市の決算委員会が、9月12日から15日まで4日間開かれた。
佐倉市の1年間のお金の使い方をチェックする、大変重要な委員会である。
ちなみに2010年度の佐倉市の歳入は468億円、歳出は411億円。

ネットからは2期目の伊藤さんが委員になった。
委員構成は、最大会派のさくら会から5人、公明1人、ネット1人、
オンブズマン1人、みんなの党1人、
そして委員長(さくら会)、副委員長(公明)である。

驚いたのが副委員長の仕事。
ストップウォッチを持って、各委員の発言時間を測っているのである。

もっと驚いたのが、その発言時間の短さ。
市の部局全体を8つに区切り、毎日2コマずつ4日間質疑応答するわけだが、
1コマの質疑応答は一人たったの7分間!
しかも、この7分には、市当局の答弁も含まれるのである。
市がダラダラ答えたら、それだけでアウト。

再度言うが、決算委員会というのは、佐倉市がこの1年間、どんなお金の使い方を
したかチェックするもの、つまり、市がどんな行政運営をしたか審議する
実に重要な委員会なのだ。
県議会では決算委員会は6日間開かれ、質問時間は無制限のことが多かった。
聞きたいことはほぼ100%質問できた。

それが、わずか7分間。
この時間を決めたのは、だれあろう委員長である。
決算委員会に先立って、運営の仕方を話し合う会議が開かれたが、「時間を尽くして審議すべき」という
ネットをはじめとする革新系の意見には耳を貸さず、委員長の権限を最大限に行使なさった。

案の定、決算委員会は連日、実に低調なものになった。
わずか数分の持ち時間では、つっこんだ質問は全くできない。
伊藤さんは毎晩徹夜に近い準備をしたが、当日は3つか5つほど、大急ぎで並べるだけ。
中身まで掘り下げることなど、ほとんど不可能。
あっと言う間もなく、チョーンと幕が下ろされる。

答弁する市当局も気の毒だ。
大急ぎで答えなければならないので、かえって言葉が詰まったり、同じことを何度も言ったりする。
質問する側も、答える側も、落ち着かないことおびただしい。

さらに首をかしげるのは、不勉強な議員の質問。
「○○とあるが、これはどういう内容なのか」とか、「この言葉の意味を教えてほしい」など、
「おいおい、そんなの前もって下調べすればいいだろう!」と思わず傍聴席で叫んでしまった。

それでも面白かったのは、たとえわずかな質問時間でも、その議員の本質が見えてくることだ。
ああ、この人の後ろには、あの業界がついているな、とか、
あれあれ、知ったかぶりのパフォーマンスだけじゃん、とか、
個人的にはかなり「聴きごたえ」がある。
ただし、決算委員会の目的からはずれていることは確かだ。

毎日10時から始まって、終わるのが3時半~4時ごろ。
もう1時間延長したり、5日間開けば、もっと時間が取れたはず。

ただ「疑問」を羅列しただけの決算委員会。
どうやって、11月に開く市民への「議会報告会」で報告できるというのだろう。
その報告会で報告するのはだれあろう、くだんの委員長。
中身のない報告をしなければならないのだから、結局、自分で自分の首を絞めたに等しい。

  1. 2011/09/16(金) 01:33:57|
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