大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

脱原発への一里塚、PPSって何?

伊藤さんもブログで書いているように、9月議会の質問作りに追われている。
今回も「放射能関連」は伊藤さんが分担。
しかし、ボリュームが多いし、30分では質問しきれない積み残しも出てくるだろうから、
2日後の私の出番のときに質問するという「2段構え」の布陣を敷いた。

私が今回取り上げる大きなテーマは「PPS」。
えっ? いえ、TPPではありません。PPS!

日本語で「特定規模電気事業者」と訳されている。
原子力以外のエネルギー(主に火力)で自家発電された電気を供給・販売している事業者のこと。

「えーっ! 電気って東電とか九電とか、大手だけが売ってんじゃないの?」と
おっしゃるあなた。
違うんです。(私も最近まではそう思っていました)
実は電力もすでに自由化されていて、卸電力取引所なんてものもあるんです。

90年代からの電力自由化の流れで、2005年以降、50kw以上の企業や自治体に
PPSは電力を販売している。
東電などより安いので、立川市は年間1700万円も節約できたという。
残念ながら、一般家庭は50kw以下なので対象外。

安い、原発に依存しない、地域密着型。
なのに、普及率は2%以下。
なぜか!?

もちろん、東電さんなど大手(国と一心同体)がPPSの手を縛り、背中をどつき、商売できないように
やってるのだ。

あの電線。全部大手が握っているので、PPSは高い「使用料」を大手に払わなければならない。
だから、利益があまりあがらず参入する事業者も少なくなる。

さらに腹立たしいのが今回の原発事故を受けての電力制限令。
原発とは無関係のPPSは電力制限を受けず、電力不足で悩む産業界にとっては
大きな助っ人になるはずだったが、どっこい、大手はずるがしこい。
なんと、無関係のPPSも「電力制限令」の対象に入れてしまったのである。
買うほうにとっては、大手からPPSに変えるメリットはなくなる。
かくて、PPSは千載一遇の販路拡大のビッグチャンスを逃してしまったのだ。

PPS大手のエネットさんの社員の証言も、他のブログで読んだ。
「我々は自分のところや各地の自家発電など、複数の発電所から調達した電力を供給しているので、
今回の電力制限令では、供給能力としては全く問題なかった」

やはり、法律改正で、発電と送電をきっちり分けて、電力自由化の完全化を急がねばならない。
市レベルでの質問とするにはむずかしいかもしれないが、
佐倉市に対し、PPS導入を積極的に働きかけて、「脱原発」への一里塚としたい。

昨日、天才芸人松元ヒロさんの舞台を見たが、面白いこと言っていた。

タバコと原発は一緒なんですよ。
やめたければすぐやめればいいのに、やめられない理由をツベコベつける。
もったいないから、あと1本だけ、なんて言ってるとやめられない。
ひと箱残っていてもすぐ捨てる! (全部廃炉!)
「俺がやめればJTはどうなる!」(東電はどうなる!)
タバコ栽培をやめて、菜っ葉を作ればいいんですよ。

落ちがちょっと、だったが、笑いっぱなしの2時間だった。







  1. 2011/09/10(土) 11:51:21|
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