7月29日(金)記
皆様、ご無沙汰しておりました。
ここ一月ばかり、大阪の母を佐倉に引っ越しさせることになり、
さまざまな手続きや実家の処理、引っ越しなど、大汗をかいて
おりました。
日本の中の「亜熱帯地方」大阪での作業でしたから、文字通り
1年分の汗をかきましたよ。ああ、しんど~
さて、自治体議員立憲ネットワークの全国集会(第3回総会)が
東京で開かれ、参議院選挙の総括と、沖縄での「自治破壊」について
多彩なゲストの話に耳を傾け、考え、話し合った。
沖縄からは、自民党の現職大臣を蹴散らし、見事初当選を果たした
伊波洋一さんと、沖縄県議の仲村未央さんが駆けつけてくれた。
伊波さん↓

伊波さんは参議院の「防衛委員会」所属となったとのこと、
適材適所!
仲村未央さん↓

未央さんは、今、沖縄の高江の森で何が起きているか、
戦慄の
国家暴力について話してくれた。
沖縄の北部、美しい高江の森に、米軍のヘリパッドが建設されようとしている。
危険なオスプレイがブンブン飛ぶようになる。
反対する住民が、工事が強行されないように座り込み運動を続けているが、
参議院選挙が終わったとたん、安倍首相はキバをむき出し、
とうとう7月22日、すさまじい暴力で、住民の強制排除を強行した。
琉球新報の記事↓

無抵抗の住民に、屈強な機動隊員が次々と襲いかかり、暴力をふるった。
首を絞められ、腕をねじられ、複数のけが人が出た。
機動隊員は全国から集められ、千葉県からも大勢投入されているという。
憲法も法律もへったくれもない!
白昼、堂々と、国家権力による住民への暴力的弾圧が行われたのだ。
琉球新報は、この住民排除以前からの、国の違法な暴力行為を報じている。

未央さんは、高江の事態をこう表現した。
これは、緊急事態条項の先取りです!まさに、参院選の勝利をバネに、安倍政権は沖縄を
いや、地方自治そのものをつぶそうとしている。
このような危機的状況であるにも関わらず、未央さんは
「国がこんな暴力に打って出るのも、焦っている証拠。
私たちは冷静です。非は国にあり、裁判闘争でも必ず勝つ」
と晴れ晴れと明るい表情。
総会のあとに講演をしてくれた中野晃一さんの話も、めちゃくちゃ面白かった。

憲法は国の骨格。
憲法を変えるということは、憲法を手術するということ。
今の安倍首相は、「憲法を手術したい。場所はあとから決める」状態。
また、弁護士界のヨン様こと、伊藤真弁護士も駆けつけ、
違憲訴訟について話してくださった。

これまで違憲かどうかは、事前に内閣法制局が審査し、
事後は裁判所が審査していた。
ところが、安倍政権になって、内閣法制局が全く機能しなくなり、
残された裁判のルートで、違憲かどうかを争うしかなくなった。
今回の「違憲訴訟」では、
①集団的自衛権の行使
②自衛隊の後方支援活動この二つの違憲性を訴えている。
最後に登壇したのは、我らが熱きヒーロー
小西ひろゆき!
彼が登場したとたん、会場の参議院会館B-107会議室はサウナ風呂と化した!
熱い、熱すぎる!!!
「臨時国会が始まる前に、安倍包囲網を形成し、倒しましょう!
憲法審査会こそが、主戦場となる。
立憲ネットの皆さん、ともに手を携え準備を着々と進めましょう」
小西さんが当選して、本当に良かったと
心の底から思った瞬間だった。
忙しい議員が全国から集まって運営する「自治体議員立憲ネットワーク」。
ろくな打ち合わせもなく、毎回、ドタバタとしながらも、終わってみれば大成功。
不思議な集団である。
でも、今回の参院選の一人区で統一候補を立てるのに大活躍した。
安倍首相に、ひと泡もふた泡もふかせるために、
立憲ネットは今日も行く!同じく、安倍さんにひと泡吹かせたい方はこちらをポチッと押してくださいませ。
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- 2016/07/29(金) 23:38:37|
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