9月22日(月)記
今日から決算委員会が始まった。
委員である私は、本会議での代表質問、総務常任委員会と
8月末から、切れ目なくエライコッチャの周辺事態法に突入しており、
脳みそがダウンするかと思いきや、それより早くパソコンがダウン。
1日かけて作った決算の質問が全てパー!
泣く泣く午前4時までかかって再度「造成」。
それはともかく、
今日質問した中で、一番のビックリネタは国民健康保険。
サラリーマンが入っている組合健保や、公務員の共済健保よりも、
国民健康保険には低所得層が多いとは分かっていた。
だけど、これほどとは・・・
佐倉市の実情を、とくとご覧ください。
国民健康保険に加入している人の所得別人数の表です。

所得ゼロ円の人が、な、な、なんと
2万5288人!加入者総数が5万人ちょっとだから、5割以上が所得ゼロ!!!
この2万5288人のうち、
所得を申告していない人が9496人。
さらに、このうち半数の4515人が18歳以下。
低所得者の場合、保険料を軽減したり減免したりする制度があるが
未申告者には適用されない。
若者で、「所得が無くても申告しなければならない」ことを
知らないケースのほうが多いだろう。
所得ゼロでは保険料(佐倉市では保険税と呼ぶ)を払えない。
滞納が続けば、当然保険証を取り上げられる。
病気になってもお医者さんにも行けない。
バイトにも行けない。
かくして、
若いみそらで生活保護を受けるしかなくなるのである。
所得ゼロから200万円未満の人は合計4万2778人。
全体の85%を占める。
更に追い打ちをかけるのが、国民健康保険の保険料の高さ。
佐倉市の場合、
40歳代の夫婦二人に子ども二人の4人家族で、年間所得200万円の場合、
保険料は約
31万円。
200万円しか所得がないのに、30万円以上も払わなければならない。
会社が保険料の半額を払ってくれるサラリーマンなら、年収600万円~700万円の人が
ちょうと30万円くらいの保険料だ。
国民健康保険がいかに高いかおわかりだろう。
既に国民皆保険制度は破たんしているのか。
打つ手はないのか。
30年ほど前は、国庫補助が50%あったが、どんどん減らされ
今は20%ほどになった。
全国の自治体にとって、国保を運営するのは綱渡り状態なのだ。
1機140億円もするオスプレイを買うなら、
国保にカネを回せ!
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- 2014/09/22(月) 23:15:44|
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