Uさんから素敵なYou-tubeを教えていただいた。
4月30日朝のNHK「時任三郎 エネルギーの旅」。
ドイツのシェーナウという人口2500人の小さな町で起きた
「電力会社追い出し」の記録である。
チェルノブイリ事故のあと、シェーナウでも深刻な放射能汚染に見舞われ、
一人の女性が「原発の電気ではない電力を!」と立ちあがった。
13分ほどの映像なので、ぜひご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=8WknCBjM0fwこの映像で印象的だったのは、最後のほうで、追い出された電力会社の男性(社長?)が
現在の心境を語っている場面。
「
我々も学びました。
お客を失わないためには何をしたらいいのか。
たくさんのことを学び直さなければならなかったのです。
私たちは何十年も安定した地位にあぐらをかいていましたから」福島原発事故のあと、東京電力の人たちがこういうセリフを
言えるようになるまで、何年、いや何十年かかるのだろうか。
そして、脱原発運動の旗振り役だった女性は今や、
自然エネルギーの電力を全ドイツ12万人に売る電力会社の社長だ。
彼女の最後の言葉は実にさわやか。
私たちの電気を買っているお客はただの客ではありません。
原発のない社会を作る協力者であり、仲間だと思っています。さて、わが国では今、原発ゼロ。
東京新聞は大歓迎の紙面づくりだが、読売を始め他社の記事では
ともかく「この夏をどう乗り切れるのか」といった
電力がたりなくなるぞ!おどしキャンペーンを
繰り広げている。
だが、お立会い。
昨年の今頃を思い出してほしい。
正確にはもうちょっと前の3月から4月だが
関東一円で「計画停電」が行われていた。
このときの東京電力管内で稼働していた原発はいくつでしょうか?
答えは
4基。
今はゼロ。昨年より電力はひっ迫しているはず。
なのに計画停電など、どこにもない。
つまり、昨年の今頃も全く計画停電など必要なかったことになる。
だから、電力会社の計算など信じちゃだめ。
いくらでもデータを改ざんし、ウソをつく。
政官産の三位一体の大ウソ連合だ。
あっ、東京新聞以外のマスコミもこの連合に加担しているのでした!
- 2012/05/09(水) 00:23:19|
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