FC2ブログ

大野ひろみのクラクラさくら

議会はなんでもありのワンダーランド。あきれたり、怒ったり、笑ったり、クラクラしながら言いたいことは言わせてもらいます!

~泥との闘い~ 長野県千曲川の氾濫リポート その②

11月3日(日)
前回の続きです。①からお読みください。

千曲川の決壊箇所6つのうち、最大規模の長野市穂保地区。
川に沿って広い河川敷があり、リンゴ畑が広がる。
その奥に堤防があり、台風19号の豪雨により川の水が溢れ、
ここで堤防を乗り越えた。
ゆるいカーブの場所であり、水がたまりやすいと言う。
千曲川カーブ地点
(NHK」「クローズアップ現代」から)

こういう地形にある堤防は、至急鋼矢板を打ち込む工法で補修強化を急ぐべし!
日本の堤防は土だけで出来ているので、越水した水にえぐられ、破堤してしまうのだから。


堤防の内側(陸側)の写真がこれ↓
DSC02382.jpg

決壊場所から数百メートル離れているが、人の背丈を優に超すまで水位が上昇した。
泥が30センチほど溜まっている。

DSC02388.jpg
ここもリンゴ園が広がっているが、一度川の水をかぶったリンゴは全て廃棄処分される。
川の水には雑菌や有害物質が含まれている。
雑菌は、リンゴの皮から中にまで入り込むので、表面をいくら洗ってもダメだとか。


DSC02389.jpg
私たちと入れ替わりに、災害ボランティアの若者たちが作業を終え、堤防を上って行った。
今日は土曜日なので比較的ボランティアが多かったが、被災直後に比べると人数が減ってきているそうだ。
「水が引いて、終わり」みたいな報道がされるので、本当に人手が必要なその後の作業に人が集まらない。
福島原発事故のあとも感じたが、粘り強くフォローする報道が、どんな災害の時も必要だと、痛感する。



DSC02392.jpg
リンゴ畑を抜け、住宅街に入ると、泥また泥。



DSC02391.jpg
消毒用の、これは消石灰?
佐倉市の場合は「消毒液」だった。
消石灰は水に溶けると強アルカリ性になるし、効果はどうなんだろうか?



DSC02393.jpg

DSC02395.jpg
水の跡が家の壁に残っている。
ここはまだ低いほうで、奥のほうには2mを超える痕跡ラインが残されていた。


DSC02398.jpg
貞心寺というお寺が、災害ボランティアの拠点となっていた。
人手がもっと、もっと、必要だ。


DSC02399.jpg
しかし、膨大な量の泥を掻き出す作業は、人力では限界がある。
写真のようなショベルカーが泥を掻き出す様子を見たが、圧倒的なパワーだ。
人手と同時に、重機とそれを操作する人員を手厚く配置することも重要だ。


DSC02401.jpg
長野も復旧には、膨大な時間がかかるだろう。



DSC02400.jpg
この果てしない泥との闘いがこれからも続く。


DSC02405.jpg

出荷直前に泥に埋もれてしまったリンゴの姿に、亡くなった方々の無念さが重なる。

今後も続くであろう豪雨被害にどう向き合うか。
私たちに課された課題は泥のように重い。








  1. 2019/11/03(日) 14:38:25|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:(-)|
  4. コメント:(-)

 ~泥との闘い~ 長野県千曲川の被災地リポートその①

11月2日(土)記
11月1日~2日、伊藤とし子、宮田、猪俣、大野の4人で長野県に1泊2日の視察に。
台風19号で氾濫した千曲川
この大河は、新潟県に入ると信濃川と名前が変わる。
日本一長い川として有名だ。
我が佐倉市の鹿島川や高崎川よりも、超ド級の河川。
氾濫はどうして起きたのか?
何が課題なのか?

千曲川の氾濫で、多くのリンゴ園が浸水被害を受けたと聞く。
伊藤さんが以前からリンゴを取り寄せていた、長野県の有機リンゴ生産者の佐藤さん。
被害を受けたのかどうか、気になる。
偶然にも、白石孝さんが佐藤さんと懇意にしており、
佐藤さんが経営する農家民宿に一泊する今回の視察を企画してくれた。
白石さんともうひとり、東京方面から田代さんも同行。

佐藤さん宅は無事だった!
農家民宿に泊まり、色々聞かせて頂いた。

DSC02353.jpg
佐藤さん宅は下高井郡山ノ内町にある。
千曲川より離れているので、全く被害を受けなかった。

DSC02350.jpg
佐藤さんのリンゴ園。
たわわに実る、ゴージャスな大玉は酸味が魅力の「ほくと」。


DSC02357.jpg
佐藤さんご夫婦は、「あくと」という生産者グループで30年以上果樹栽培を続けている。
佐藤さんの作るリンゴは天下一品との評価が高い。


さて、2日目は中日新聞長野支局の城石(きせき)記者と、小布施で合流。
千曲川を案内してもらうことに。


DSC02362.jpg
まずは「長野県」と「千葉県」の情報共有を!
白石さんも入り、1時間ほど打ち合わせる。


DSC02364.jpg
城石さんが見せてくれた決壊箇所周辺のハザードマップ。
この7月に改訂されたばかりで、100年に一度の洪水を想定している。
その3か月後に「100年に一度」が来るとは・・・
ボールペンで押さえているところが、堤防が決壊した場所。
真っ赤な部分が浸水予想地域。
驚いたことに、緊急避難場所がいくつも、真っ赤な部分に設定されている!
死ぬやろ!


NHKニュース画面から。
千曲川決壊
70メートルに渡り、堤防が切れた!
大水が押し寄せ、家が流される・・・
しかし、避難警報が発令されたのは5時間後!


千曲川決壊②
千曲川は6か所決壊したが、この場所が一番大きかった。


千曲川決壊新幹線
新幹線車両センターも浸水し、120車両が水につかった。
損害は実に150億円にのぼる。
この車両センターも、低地の真っ赤な部分にあった!
事前にもっと高いところに移動させられたはず、という声が多い。


DSC02369.jpg


千曲川に沿った土手の上を車で走る。
決壊箇所に近づくにつれ、左の車窓には、災害で出たゴミの山。
まるで、3.11の時に見た光景だ。


そして、右の車窓からは、河川敷に作られていたリンゴ畑が壊滅した風景が・・・
DSC02376.jpg



例の「決壊場所」に作られた仮堤防が見える。
DSC02378.jpg
この仮堤防には、「鋼矢板打ち込み」が実施され、補強度は抜群。
完成直後、国交省は「排水も進み、水たまりは残るもののおおむね解消した」と説明。


しかし、本当の苦難はこのあと起きているのだ。
泥との闘いである。

この続きは明日に!











  1. 2019/11/03(日) 03:04:39|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:(-)|
  4. コメント:(-)

鋸南町に行ってきました!

9月23日(月)
千葉県に大きな被害をもたらした台風15号。
国と県の初期対応のひどさが、日が経つにつれて明るみに出てきています。

それはともかく、現地に行って少しでもお手伝いをしよう!ということになり、
さくらネットの仲間と鋸南町に出かけました。

鋸南町は、これまで、瓜生さんを通して2回物資を届けています。
そのつながりで、まずは鋸南、と決めました。

災害センターになっている町役場に着いてびっくり。
たくさんのボランティアが既に来ている…
1日400人も来るそうです。

DSC02157.jpg
伊藤さんがが着ているのは、浦安市のベスト。


駐車場の誘導も、ボランティア受付も全てボランティア。
役場の2階で行われるのが マッチングと言う、需要と供給の一致を図る作業。
住民から来ている「求め」と、こちら側のスキルが一致すればマッチング成立。
「軽トラック」と「チェーンソー」が一番人気でした。

では、なんのスキルもない、口だけ達者な我ら5人はどうする?
その「明」と「暗」を、両方とも経験しました。

まず、「暗」です。
指示された「使命」は、1軒のお宅に行って、トタンなどを片付けること。
ところが、着いたお宅の希望は、壊れた屋根のブルーシート張りや、
落ちて垂れ下がっているひさしの撤去です。
とても、私たちの手には負えません。

IMG_0901 (002)

屋根のブルーシート張りでは、落下事故が相次ぎ、死者が3名も出ています。
すぐにセンターに連絡し、別の部隊を差し向けることを要請。

ちょっとがっかりしてセンターに帰ったとたん、
別の依頼が舞い込みました。
壊れた温室の片付けのお手伝いです。
やったー、「明」の始まりですぞ。

向かった先は、4つの大きなビニールハウスを運営するM園芸さん。
しかし今は、どれも風で無残な状態です。
IMG_0904 (002)

太い鉄パイプがぐにゃりと潰されています。
吹いた風は、どんだけ?」

まずは、ビニールハウスの敷地一帯に散らばった太い針金や、
ビニールひもを拾い集めます。
強風で、30度の強い日差しの中、さくら組の5人は健気にがんばります。

どや、これだけ集めたど!
DSC02159.jpg


午後は離れたビニールハウスで、破れたビニールの撤去作業。
DSC02162_2019092402131598c.jpg

周辺に折り重なるビニールは泥水で汚れています。

午後3時過ぎ、ようやく作業終了!
Mさんが「すごくきれいにしてくださって、ありがとうございます」と
嬉しいおことば。
このひとことで、疲れが吹っ飛びましたね。
そして、Mさんのお母さんが、大切に育てた菊の花をいっぱい切って
私たちにくださいました。
本来なら商品として「道の駅」に行くお花たち。
どこも傷ついていないのに…
ああ、もったいない、だけど、うれしい♥

IMG_0908 (002)


Mさんと記念撮影。
DSC02165_20190924023209fb9.jpg

Mさん、北アルプスなどの山を愛する登山家。
だけど、今年は夏の長雨、今回の台風で、愛する山にも行けそうにないとのこと。


車にお花を積み込んで、再び「どや顔】。
DSC02163_201909240238553e0.jpg
ひときわ怪しい風体がひとり・・・
実は、わたしです。
手ぬぐいとサンバイザーで、「アラビアのロレンス」を気取りましたが、
見ると、ただの「変なおばさん」

終了報告に、再度町役場に行くと、
2階であの人に遭遇ーーーー!
だーれだ?


IMG_0911 (002)
参議院議員のコニタンこと、小西ひろゆきさんでした。
支援体制について、県内を走り回っています。

さて、無事に任務終了。
今回は、ボランティアの高速道路代が無料となりました。
佐倉からだと、往復4,400円。
これも嬉しかったけれど、もっと嬉しかったのがMさんとお母さんの
笑顔でした。

千葉県の初動体制の遅れや、
知事の司令塔としての責任感の無さを更に痛感しています。
これ以上、被災地が苦しまないよう、何をすべきか。
これ以上、県民を失望させないよう、何をすべきか。
10月2日、伊藤とし子が台風15号について質問します。


今回も超長文をお読みいただきありがとうございました。
被災地への応援をよろしくお願いします。
ここをぽちっと押して頂ければ嬉しいです。


  1. 2019/09/24(火) 03:00:09|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:(-)|
  4. コメント:(-)

幕張メッセの「国際武器見本市」に行ってきました!

6月19日(水)
お久しぶりのブログ更新です。
選挙前からずっとFacebook一本で来ましたが、
Facebookの不便な点は、写真をいっぱい載せられないこと。

今日は、幕張メッセで開かれている武器見本市に行ってきたので
たくさんの写真をアップしたく、
ひさしぶりのブログに舞い戻ってまいりました。

国際武器見本市。
世界中の武器商人、別名死の商人が集まる見本市。
県有施設であるメッセで、こんな戦争にYESの見本市を開いていいのか?
いいわけない!


5月15日の千葉県議会(臨時議会)で、
共産党から「幕張メッセでの武器見本市開催の中止を求める」
決議案が提出されたが、
賛成少数で否決されてしまった。

見本市が始まった6月17日、
「安保関連法に反対するママの会@ちば」と
「幕張メッセでの武器見本市に反対する会」が中心となり、
230人が参加する抗議デモが行われた。

a0336146_00292907.jpg
(「杉原こうじのぶろぐ」より拝借しました。藤代さんの顔が見える!)


で、17日に行けなかった面々が今日集まり、
デモなし、見学のみのツアーとなった。

では、皆さん、異次元世界の武器見本市へレッツゴー!

メッセの中央入り口には、早速、自衛隊専用の受付が!
DSC01819_20190620030053f5c.jpg


伊藤、小宮、三輪、三人の県議プラス
私や藤代さんなど合計8人ほどの県議会ご一行さま。
一般受付に向かった。
あらかじめインターネットで入場登録をしてるんだもん!

DSC01820.jpg
(左から、藤代、三輪、伊藤、小宮)

しか~しーーー

受付で拒否された!

アメリカ人の男性責任者がにこやかにこうおっしゃる。
「Youたち、バイヤーじゃないから、お引き取り願いたい」

こちらもにこやかに、
「私たちは県議団とスタッフ。県有施設で何が行われているか,
視察したいのである」

こんな押し問答が1時間!

多分、2日前の抗議デモのグループの一味と思われたのだろう。
その通りなんだが・・・
しかし、ニコニコおじさん、途中からやけにフレンドリーになり、
「ま、いいか」みたいな顔してOKサインをくれた。

DSC01823.jpg
首にかけているのが、入場タグ。


DSC01822.jpg


「返せ」と言われないうちに、急いで会場の中へ。


これが会場全体の眺め。↓
DSC01844.jpg

思ったより狭く、人出も少ない・・・

DSC01827_20190620035142b9e.jpg
早速、ありましたよぅ、オスプレイ諸君!

こちらは無人の水中ドローン。機雷探知などを行う。
DSC01825.jpg

これも無人水中ドローン。実物は全長4メートルですと。
DSC01836.jpg
海の中までドローンが活躍。
戦争が、どんどん無人化されていく。
しかし、誰かが100%安全なところで砲撃のボタンを押し、
現地では子どもや市民が無残に殺されている。
間接的な殺戮者は、良心のイタミは感じないだろう。

DSC01829.jpg
ロッキード・マーティン社のブース。
ここのCEOが「北東アジアの緊張が続く限り、わが社の繁栄は続く」と豪語。


こちらは、防衛装備庁のブース。 2015年発足した防衛省の外局である。
DSC01832.jpg

海自の自衛官が説明をしてくれた。
DSC01835.jpg
半分見えている飛行機は、最新鋭の哨戒機P-1。
1機130億円!


これは何?
DSC01843.jpg


一番奥にひっそりと、「はやぶさ」のレプリカが展示されていた!
DSC01838.jpg

キンキラキンにさりげなく~♪

この金色は断熱材。
真ん中の黄色い丸いカプセルに、小惑星「りゅうぐう」のかけらを入れ
地球に持ち帰る。

さて、幕張メッセは県有施設、つまり公共施設であるからして、
会場では商行為をしてはいけない。
だから、あくまでも「見本市」「展示のみ」であって、
商談はやってはいけないことになっているのだ。


ところが、お立合い!
こんな部屋があったので、スタッフに「この部屋は何?」と
聞いてみました。
DSC01828.jpg

商談用です!

という元気なアンサーでした。


日本企業の出展は三菱重工、川崎、東陽テクニカなど。

スタッフに「バイヤーは値切ったりします?」と聞いたら、
「やっぱりしますよ」という話。
でも、1機130億円の哨戒機とか、オスプレイ。
値切るったってケタが違うでしょ。

初めて見た武器見本市。
「はやぶさ」が場違いな感じだったが、実はJAXSAも軍事的な開発を
やっている。
打ち上げ日時が発表されない飛翔物発射があるそうだ。

こんな見本市より、やっぱり骨董市や植木市、蚤の市のほうが
私の性に合っている。
久しぶりのブログ更新に免じて、
ここをぽちっとお願いします。
 ↓

  1. 2019/06/20(木) 04:39:21|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:(-)|
  4. コメント:(-)

【お知らせ】 ブログを選挙後までお休みし、Facebookに一本化します!

皆様、勝手ながら、統一地方選挙が終了するまで本ブログを
お休みします。

その代わり、Facebookはほぼ毎日更新しますので、
どうか、そちらをのぞいてみてください。
大野ひろみのFacebook

選挙は厳しいけれど、血沸き肉躍るできごとが
連日のように起きる異次元ワールドです。

悲しくもおかしいひろみのテンヤワンヤを
どうぞ、Facebookでお楽しみ(?)ください。



  1. 2019/02/03(日) 23:44:35|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:(-)|
  4. コメント:(-)
| ホーム | 次のページ→